未来の金融を担う人材育成プログラム、2025年度も開講
東京大学大学院メタバース工学部が提供する「近未来金融システム創造プログラム」が2025年度も開催されることが決まりました。このプログラムは、2017年から毎年開講されており、金融が日常生活にどのように寄与できるかを探ることを目的としています。
プログラムの目的と概要
Finatextホールディングスが主導するこのプログラムは、未来の金融システムの基盤を築くために必要な人材の育成を目指しています。プログラム統括責任者は、株式会社ナウキャストの取締役会長である赤井厚雄が務めます。近未来の金融システムの構建に必要な理論や実践を統合した内容で、参加者はそれぞれの役割を見出す機会を得ます。
実践的な内容と構成
プログラムはオムニバス形式であり、各回において業界の第一線で活躍する講師が登場します。テーマごとに異なる専門家が登壇し、参加者に最新の知見を提供します。また、後半にはパネルディスカッションが設けられ、受講者同士や講師とのネットワーキングも促進されます。
参加者は、東京大学の共通講義「近未来金融システムの創成」において、指定討論者として役割を果たす機会も与えられるため、実践的な学びを得ることが期待されます。
学びの内容と対象者
近未来金融システム創造プログラムでは、実体経済と金融のつながり、資本主義の金融における役割、新技術と金融の融合について学ぶことができます。この知識を通じて、参加者は次世代の金融システムをどのように構築するかというビジョンを描いていくことが期待されます。
受講対象者は、次世代の金融を創造したい意欲を持つ方で、東京大学における指定討論者としての参加意志があることが求められます。また、プログラムは理系や工学系の修士課程を前提としていますが、意欲ある文系や社会人の参加も歓迎されています。
受講の申し込みとスケジュール
プログラムの開催期間は2025年4月15日から12月2日までの隔週火曜日で、全15回の講義が予定されています。定員は約30名で、特設のフォーマットを通じて受講者に直接指導が行われます。受講料は無料であり、参加希望者は2025年4月4日までに申し込みが必要です。
選抜は志望動機などをもとに行われ、選考結果は申し込みから7日以内に通知されます。詳細なスケジュールや内容は、参加者へ事務局からの通知でお知らせされます。
近未来金融への挑戦
近年、フィンテックの進展に伴い、金融市場は大きな変革を迎えています。このプログラムに参加することで、未来の金融業界で活躍するためのスキルや知識を身につけ、共に学び合う仲間たちとのつながりを深めることができます。金融システムの未来を共に考え、行動する意志がある方々のご応募を心よりお待ちしております。
詳細や申し込みは、公式ウェブサイトをご覧ください。
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