佐賀の宝、パセリを料理で楽しむ!
2026年5月3日、佐賀県立唐津南高等学校の食品流通科と富士まちづくり協議会が共同で、「パセリ料理教室」を富士公民館で開催しました。このイベントでは、地域の子どもたちが富士町で育まれた名産パセリを使った料理作りを体験しました。普段は料理の「飾り」として扱われ、一部は捨てられてしまうことがあるパセリですが、この日は子どもたちの手で「ごちそう」としてよみがえりました。
パセリの魅力を再発見
富士町は佐賀県内でも有数のパセリの産地として知られていますが、残念ながら多くの家庭や飲食店ではその魅力が十分に活かされていない現状があります。一般的には料理に彩りを添える「飾り」として使われ、実際には口にされないまま捨てられることが少なくありません。このような文化を変えるために、唐津南高校と富士まちづくり協議会は、4年前からパセリをもっと多くの人に食べてもらうための活動を展開してきました。
この取り組みは、サーキュラーエコノミーの実践でもあり、地域資源を無駄にせず、持続可能な社会の形成に寄与しています。過去には200,000食分以上のパセリが実際に料理に活用されています。
子どもたちの調理体験
この日の料理教室には数多くの子どもたちが参加。唐津南高校の生徒たちが講師となり、パセリの栄養やその魅力について説明した後、パセリをふんだんに使った餃子とパンケーキ作りに挑戦しました。最初は「このパセリ、食べるの?」と少し戸惑っていた子どもたちも、調理を進めるうちにその美味しさに気づくことができました。
餃子が焼きあがると、「最高!パセリっておいしい!」という声が公民館に響き渡りました。子どもたちが自分たちの手で料理を完成させる喜びと、普段は目にすることのないパセリの新しい一面を発見した瞬間でした。
地域をつなぐ教育
唐津南高校食品流通科は、このような取り組みを通じて、地域の資源を活かすと同時に、持続可能な未来を担う子どもたちの育成に注力しています。この料理教室は、子どもたちにとって単なる食育の場であるだけでなく、地域の魅力を再発見し、内面的な成長を促す重要な機会になっているのです。
更に、NPO法人唐津Farm&Foodがパートナーとして参加しており、サーキュラーエコノミーや環境教育(ESD)の観点からも深い意味を持つ活動となっています。共に地域の資源を大切にし、活動を広げていくことは、今後の環境保全にも寄与します。
これからも、地域の子どもたちが食を通じて学び、育っていく姿を期待したいですね。自治体や学校、地域団体が連携して創り上げる持続可能な未来を目指す、このような取り組みが全国に広がることを願っています。
料理教室の開催概要
- - 名称: パセリ料理教室
- - 開催日時: 2026年5月3日(日)10:00〜13:00
- - 会場: 富士公民館(佐賀市富士町)
- - 主催: 唐津南高校食品流通科 × 富士まちづくり協議会
- - 対象: 富士町の子どもたち
- - つくった料理: パセリ餃子・パセリパンケーキ
- - 活動年数: 4年目(2022年から継続)
- - 活用したパセリ: 200,000食分以上(1皿に添えるパセリを1食と換算)