超高齢社会の未来
2026-06-25 16:48:31

超高齢社会の未来を考える:シマダ未来財団のイベント開催レポート

超高齢社会の未来を考えるイベント開催レポート



2026年5月16日、公益財団法人シマダ未来財団(東京都渋谷区)は、奨学金普及の一環として「超高齢社会の未来」と題したイベントを開催しました。この日のイベントには脳医学者であり、東北大学加齢医学研究所の教授でもある瀧靖之先生を迎え、脳の健康に関する基調講演が行われました。一般参加者も含め、およそ50名が集まり、超高齢社会へのアプローチについて多様な意見を交わす貴重な場となりました。

シマダ未来財団の取り組み



シマダ未来財団は、急速に進展する高齢化の問題に対して、福祉だけではなく様々な視点からアプローチする必要があると考えています。奨学金を通じて、多様なバックグラウンドを持つ学生たちが共にこの課題に取り組むことを促進し、新たな解決策を生み出す未来を目指しています。

イベントの冒頭、代表理事の島田成年が挨拶。財団の公益法人への移行が報告され、寄付を受けやすくなったことで、今後のさらなる社会貢献が期待されています。「皆さんと共に社会貢献の輪を広げていく準備ができました」との言葉に現場は大いに盛り上がりました。

瀧靖之氏の基調講演



続いて、キーノートスピーカーとして登場した瀧靖之先生は、「生涯健康脳」をテーマに、超高齢社会を背景としたビジネスの可能性について語りました。先生は脳の萎縮を防ぐために必要な要素として、運動、好奇心、会話、食事、睡眠、幸福感、旅行の6つを挙げました。

特に、利他的な行動が自分の幸福感につながるという考え方には、参加者たちから大きな共感が寄せられました。これからのビジネスにおいて、これらの要素をどのように活用していけるか、多くの人にとって意義深いメッセージとなりました。

栗原茂行氏の講演



次に、シマダトラベルパートナーズ株式会社の代表取締役、栗原茂行氏が自身の経験をもとに、高齢者向けの旅行プログラムについて講演しました。2025年に開催予定の大阪・関西万博におけるユニバーサルツーリズムのビジョンを語り、高齢者の旅行への関心を示すために行った実験から得た insights をシェアしました。特に、500組の募集に対して5万4,000件以上の応募があったことで、高齢者の旅行に対する需要の高さを改めて感じたとのことでした。

奨学生による研究発表



イベントの中盤では、2025年度の奨学生2名が自らの研究成果について報告を行いました。

  • - 山崎翔大朗さんは「共生を支える器」と題し、拡大家族の生活スタイルに関する調査結果を発表。快適さを生む住宅提案に取り組んでいます。
  • - 篠原かれんさんは、高齢者の健康診断データを分析し、今後の健康への影響を予測する研究を行なっています。参加者の中からは「視野が広がった」「刺激を受けました」といった感想が寄せられました。

パネルディスカッションを通じて



イベントの最後には、瀧氏、栗原氏、そして島田代表理事によるパネルディスカッションが行われ、ビジネスの進め方や自らの軸の見つけ方について意見を交わしました。リスクヘッジの重要性や、楽しむことが失敗を成功の過程に変える力になるといった内容に対し、参加者たちは興味深い反応を示していました。

参加者の反応と今後の取り組み



「普段味わうことのない多様な視点に触れられ、大変有意義な時間でした」との声は多くの参加者から寄せられ、異なる分野間での共通点や新しい価値を追求する姿勢に大きな刺激を受けたようです。

また、2026年度の奨学生募集が現在行われており、若者のアイデアと行動による超高齢社会の未来を一緒に変えていくことを呼びかけています。興味がある方は、財団のホームページを通じて詳細を確認し、ぜひ応募してみてください。

このようにシマダ未来財団は、社会課題に取り組む学生たちを支援し、未来の社会を担う人材を育成する大切な活動を展開しています。多くの学生が自らの知見をもとに一緒に未来を考えていける場として、今後もさらに注目を集めることでしょう。


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