SNSクリエイターズキャンプが地方のZ世代をつなぐ
2025年7月18日、岐阜県のソフトピアジャパンにて「SNSクリエイターズキャンプ」が開催されました。このキャンプでは、高校生約300人を対象に、SNS戦略についての講義が行われました。講師として登壇したのは、株式会社EmpaCの代表取締役CEO、松山真衣氏です。
Z世代の発信力を培うために
本キャンプは、大垣市や教育委員会の後援を受けた次世代育成プログラムであり、参加者たちがSNSを通じて自己表現や地域貢献を行うためのスキルを身につけることを目指しています。松山氏は、SNSを「今を生きる言語」と表現し、その重要性について強調しました。
講義では、SNSのバズ構造や共感を生むコンテンツの作り方、Z世代に寄り添った発信戦略について、実際の事例を交えながら説明しました。参加者たちは真剣に耳を傾け、後半には自らのアイデアを考えるワークショップも実施。多くの情熱的なアイデアが飛び出し、会場は活気あふれる雰囲気に包まれました。
「共感」を生むSNSの力
松山氏は講義後のインタビューで、「SNSは共感の連鎖で社会を動かすツール」と述べており、地域に暮らすZ世代が自らの言葉で世界とつながる重要性を再認識しました。「彼らの発信力こそが、未来の地域や社会を変えていく鍵となるに違いない」と力強く語りました。
行政と企業の連携が生む新たな可能性
本プログラムは、ミナモ会実行委員会が主催し、大垣市や教育機関、企業が手を組んで実施しました。このような取り組みは、地方における次世代支援の重要性を再確認させるものであり、今後もEmpaCはSNSを通じた発信力育成に積極的に関わっていくそうです。
さらに、8月9日には「LuckyFes’25」と「ぎふ長良川花火大会」のライブビューイングが、参加者たちが学んだ発信力を生かす機会としてソフトピアジャパンで開催されます。このイベントは地域に住む人々に娯楽を提供し、新たなつながりを生む場ともなるでしょう。
そして、10月20日には「ギフコンバレー」という全国的なピッチイベントが岐阜協立大学で行われます。このイベントでは、全国のベンチャー企業やスタートアップ企業が集まり、参加者たちが評価者となることで、更なる実践的な学びの場が提供されます。
実施概要とEmpaCについて
本キャンプは以下のように実施されました。
- - 日時: 2025年7月18日(金)
- - 会場: ソフトピアジャパン ソピアホール(岐阜県)
- - 講師: 松山真衣(株式会社EmpaC 代表取締役CEO)
- - 参加者: 岐阜県大垣市の高校生 約300名
主催者はミナモ会実行委員会であり、教育機関や企業が協力して実施しています。
EmpaCは、InstagramやTikTokなどのSNSプラットフォームを活用し、フォロワー増加やファン化を目指したコンテンツ制作を行っています。
運営への問い合わせは、EmpaC広報担当の奥山まで。公式サイトもぜひ訪れてみてください。
EmpaCの取り組みが、地方のZ世代に新しい機会をもたらし、さらなる発信力を育むことに期待が寄せられます。