HACARUS KYが国土交通省のNETISに正式登録し、建設現場の安全性向上に寄与

HACARUS KYが国土交通省のNETISに登録

株式会社HACARUS（本社：京都市中京区、代表取締役CEO：染田貴志）が手掛ける危険予知（KY）活動支援アプリ「HACARUS KY」が、2024年1月22日付けで国土交通省のNETIS（新技術情報提供システム）に正式に登録されました。この登録は、公共工事における新技術の認定を意味し、今後の建設業界の安全性向上に寄与することが期待されています。

NETISとは？

NETISは国土交通省が運営するデータベースで、新技術情報を広く利用者と共有することを目的としています。平成10年度から運用され、一般にも公開されているため、誰でも有益な新技術にアクセスできます。このシステムにより、建設業界の生産性向上と効率化が進められています。

HACARUS KYの特徴

HACARUS KYはAI技術を活用したアプリで、スマートフォンやタブレット、PCで使用できます。従来の手書きのKYシートに代わり、デジタルでの作成を可能にし、作業時間の短縮と施工性の向上を実現します。主な機能として以下のものがあります：

- 労働災害事例の自動提案: AIが過去の労働災害事例を参照し、作業条件に適した提案を行います。
- 自社事例の登録: 自社特有の労働災害事例をアプリ上に登録することで、リスクをより具体的に提案可能。
- デジタルKYシートの作成・共有: QRコードアクセス機能やクラウド保存により、協力会社と情報共有がしやすくなります。
- マンネリ化防止機能: 繰り返しの入力に対する警告機能が備わっており、KY活動がマンネリ化するのを防ぎます。

このように、HACARUS KYはデジタル技術を駆使して、効率的かつ効果的に危険予知活動を支援します。

NETIS登録の意義

HACARUS KYのNETIS登録は、公共工事における新技術としての公式な認証を意味します。このことにより、公共事業における採用が促進され、現場の安全管理活動が一層効率化されることが期待されています。本アプリケーションの利用により、労働災害のリスクが大幅に低減される可能性が広がっています。

HACARUSについて

株式会社HACARUSは、2014年に京都市で設立され、次世代のAIソリューションを提供する企業です。「未来を造る人に次世代の『はかる』を」というミッションのもと、少ないデータを活用して問題解決に取り組んできました。技術力と豊富な経験に裏打ちされたソリューションにより、各企業の業務効率化を支援し、人とAIが共存する未来の実現を目指しています。

本社は京都府京都市中京区に位置し、具体的なサービス内容に関しては公式ウェブサイトで詳細を見ることができます：HACARUS公式サイト。