東京・九段に位置する靖國神社は、令和7年の初詣を迎える準備が整いつつあります。毎年多くの参拝者で賑わうこの神社では、初詣だけでなく、家内安全や厄除けといった祈願も行うことができます。駅からも近く、高さ25mの大鳥居が目印となっています。
開門時間について
初詣の際の開門時間は特に注目ポイントです。12月31日の午後11時30分から翌1月1日の午後6時までの間には、特別な参拝が可能です。その後も、1月2日と3日は午前6時から午後6時まで、そして4日以降は午前6時から午後5時まで開門しています。
正式参拝
初穂料は初詣正式参拝が一件5,000円から、また国家安泰や家内安全、厄除けなどの諸祈願がそれぞれ5,000円からお受けできます。団体の祈願参拝については、30,000円から受け付けられています。受付時間は、元日が午前0時から午後4時30分、2日と3日が午前8時30分から午後4時30分、そして4日以降は午前8時30分から午後4時までとなっています。
お楽しみの福引と頒布品
元日から3日までの間に本殿で参拝された方には、福引券が配布されます。券を持って遊就館前の福引所に向かい、景品を狙ってみましょう。なお、景品が無くなり次第、福引きは終了しますのでお早めに。
正月になると、干支にちなんだ縁起物として縁起土鈴や木彫りの置物、縁起絵馬などが頒布されます。初詣に訪れられない方でも、オンラインや郵送サービスが利用できるのも魅力です。
特別行事の開催
「三々九手挟式」という行事は、新年の弓始めの儀式として行われます。日時は1月3日の午前10時で、的を射って点数を競います。また、元日から4日までの間、能楽堂では日本の伝統芸能が奉納されるため、ぜひ観覧して新年を祝福しましょう。これらの情報は公式ウェブサイトで随時更新されます。
全国神社奉納絵馬展と銘柄展
全国各地の神社から集まった縁起絵馬も境内に飾られ、色とりどりの絵模様が楽しめます。また、奉納酒の銘柄展や特別献華展も同時に開催され、新しい年の到来を祝う多彩な趣向が盛りだくさんです。特別献華展では様々な流派によるいけばなの奉納も行われており、美しい花々に囲まれたひとときを楽しむことができます。
振る舞い酒と甘酒
神門前では特設の神酒所が設けられ、全国の酒造会社から奉納された樽酒が参拝者に振る舞われます。さらに、遊就館本館前では温かい甘酒が提供され、こちらはノンアルコールのためどなたでも楽しむことができます。振る舞い酒は、1月1日から3日までの午前9時から午後4時頃までで、無くなり次第終了となります。
まとめ
令和7年の幕開けを祝うために、ぜひ靖國神社を訪れてみてはいかがでしょうか。初詣の正式な参拝や特別な行事、記念品を手に入れながら、素晴らしい新年のスタートを切りましょう。お待ちしております!