アートで企業を象徴化する新サービス「Symboling」始動

東京都中央区に位置するcrack株式会社は、企業のブランディングを強化する新サービス「Symboling（シンボリング）」を発表しました。このサービスは、企業の理念や社会的価値をアートの力で可視化し、独自の象徴を創造することを目的としています。

Symbolingの背景

crack株式会社は、これまでの2年間、幅広い企業向けにARTブランディング事業を展開してきました。この中で多くの成功事例が生まれ、企業の持つ魅力を引き出す重要性が浸透してきました。サービス名の変更は、得られた経験と知見を基に、企業の日本独自の存在感を際立たせる新たなアプローチを確立するためのものでした。

Symbolingの効果

「Symboling」は企業の社会的価値を抽出し、簡潔に理解できる“象徴”として表現する独自のプロセスです。目に見えない価値を言語化し、グローバルに活躍するアーティストとのコラボレーションにより、企業の魅力を一目で伝えるシンボルが制作されます。このシンボルを通じて、企業への関心が高まること間違いなしです。

実績と成功事例

具体的な取り組みとして、株式会社トラストファーマシーや大代ゼンテックス株式会社といった企業がある中、その詳細な事例はcrackの公式ウェブサイトでご覧いただけます。これらの事例を通じて、どのように企業が新たな魅力を見出したのか、リアルに体験することができます。

自社肯定感の向上

crackが提唱する「Symboling」が特に注目されるのは、自社に対して自信が持てない社員をゼロにすることに力を注いでいる点です。多くの企業では社員が自社の良さを認識できず、「自慢できない」と感じる現状があります。これを解消するために、Symbolingを用いて企業の魅力を再評価し、社員の自信を育む環境を整備します。

Symbolingのプロセス

Symbolingの導入プロセスは、以下の4つのステップで構成されます。

1. 調査実施：特有の社会的価値を明らかにするため、徹底的な魅力調査を行います。
- 面談やヒアリングを通じ、社外の意見も収集し、企業の底力を浮かび上がらせます。

2. レポート作成：分析結果を100ページ前後にまとめ、客観的な企業の魅力を理解する資料を作成します。

3. 報告会の実施：レポートに基づく魅力を社員に周知し、社内の認識を高め愛着を育てます。

4. シンボル創出：アートや音楽で企業固有の象徴を制作。資産としての価値も期待できるアートを数多くのアイテムに展開し、社員が誇れるシンボルを手に入れます。

未来への展望

crack株式会社の代表、大野陣は「Z世代に向けた直感的な情報提供」が今後のブランディング戦略において鍵になると考えています。文字だけではなく、ビジュアル情報を通じて、企業のメッセージが瞬時に伝わる文化を築くことを目指しています。

これからも「Symboling」を通じて企業文化の変革を進め、共に成長するパートナーとしての役割はますます重要になっていくでしょう。企業の持つ価値を見える化し、誇りを持って自社を自慢できる社員を育てるため、さらに新しい挑戦を続けていきます。