新たな動き、アニマルウェルフェア支援サービスのスタート
Lively合同会社は、動物福祉を企業の経営課題として捉え、2025年12月から新しいコンサルティングサービスを開始することを発表しました。このサービスは、企業がアニマルウェルフェアにしっかりと対応できるよう、実務と経営の両面から支援します。Livelyは、東京農工大学の新村毅教授や、一般社団法人アニマルウェルフェア・コーポレート・パートナーズ・ジャパン(AWCP)とも連携し、科学的根拠や国際基準に基づくアプローチを提供します。
アニマルウェルフェアの重要性と背景
アニマルウェルフェアは、ESGの重要なテーマとして国際的に注目を集めています。企業には、CSRD(企業サステナビリティ報告指令)やESRS(欧州サステナビリティ報告基準)に基づき、バリューチェーン全体での動物福祉に関する影響を開示することが求められています。特に食品や畜産業においては、動物性原料を扱う事業者がアニマルウェルフェアに真剣に取り組む必要があり、その対応は経営上の大きな課題とされています。
Livelyのサービス内容
Livelyのアニマルウェルフェア支援サービスは、以下のような8つの施策で構成されます。
1.
目標設定: 企業理念や国際基準をもとに、アニマルウェルフェアの目標を設定します。
2.
戦略策定・KPI設計: 各段階のプロセスにおけるリスクと機会を分析し、ロードマップとKPIを構築します。
3.
リスクの可視化と評価: サプライチェーンのリスク評価を行い、改善シナリオを定量的に示します。
4.
ガバナンスの設計: 企業内方針や監査プロセスの整備を通じて、持続可能な管理体制を構築します。
5.
情報開示戦略の策定: 自社のアニマルウェルフェアに関わる国際基準を踏まえ、透明性の高い開示を目指します。
6.
モニタリングと実行支援: 進捗の確認を行い、実効性を確保します。
7.
研修・ワークショップの実施: 経営層や管理職向けに、動物福祉に関する知識を向上させる研修を行います。
専門家との協力体制
このサービスは、Livelyの主導の下で、専門家や非営利団体と連携して実施されます。特に、東京農工大学の新村毅教授は、科学的観点からのレビューやアドバイザリーを行う重要な役割を担います。また、AWCPは、国際基準や国内外の最新動向に基づく専門的な知見を共有し、企業がアニマルウェルフェアに対応する際のサポートを提供します。
今後の展望
Livelyの代表、種田毅と三浦友見は、アニマルウェルフェアが企業にとっての新たなビジネスチャンスと、消費者の倫理的なニーズに応える手段であることを強調しています。これからの時代、動物に対する配慮は、企業戦略の中で不可欠な要素となり、企業の持続可能性や成長に深く関わるでしょう。今後、動物福祉に取り組む企業の支援を通じて、Livelyは持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出していきます。
Lively合同会社は、アニマルウェルフェアに対する豊富な知識と経験を活かし、企業が持続可能で倫理的な運営を行えるよう、全力でサポートします。関心のある方は、ぜひLivelyにお問い合わせください。