牛乳パックリサイクルの新技術で資源循環が加速!
牛乳パックリサイクルの新技術で資源循環が加速!
株式会社リファインバースグループは、牛乳パックなどの内外装に使用されているポリエチレンフィルムの精製と高純度化技術に成功しました。この技術により、牛乳パックリサイクルの資源循環が新たなステージに進むことになります。
開発の背景
年間で約88,000トンの紙パック製品が廃棄されており、その多くが再生紙として利用されています。しかし、ポリエチレンフィルムは再生利用が難しく、熱利用に止まっていました。ポリエチレンフィルムが再利用されなかったのは、パルプを回収する過程で残るフィルムの品質に問題があったためです。つまり、回収されたフィルムにはパルプの残渣が残るため、質が劣り、熱利用以外の方法では再利用ができなかったのです。
その中で、リファインバースグループはポリエチレンフィルムからパルプを分離し、高純度のポリエチレンを精製する技術を開発しました。これにより、ポリエチレンフィルムの純度を98%以上に引き上げることができました。この新技術は、2023年6月に稼働予定のリファインバース蒲郡工場でのリサイクルプロセスに取り入れられます。
技術の応用
この技術によって再生されたポリエチレンは、マテリアルリサイクルやケミカルリサイクルに対応可能な高品質な再生原料となります。具体的には、さまざまな産業分野での活用が期待されており、これにより廃プラスチックの循環が促進されるでしょう。
■今後の展望
リファインバースグループは、この技術のさらなる応用を考えています。今後、牛乳パック以外の紙パック製品やアルミラミネートフィルムの処理、さらには自動車バンパーの塗料の剥離など、従来は再生利用が進まなかった素材についても高純度化技術を用いていく方針です。これにより、新たな都市油田の採掘とサーキュラーサプライチェーンの強化を目指していきます。
リファインバースグループの理念
リファインバースグループは20年以上前からサーキュラーエコノミーの実践に取り組んできました。多様な素材の再生と新しい価値の創造に挑戦し続けており、業界では難しい水平循環型リサイクルを実現してきました。また、高品質なリサイクルナイロンペレットや新しいバイオ素材、再生アスファルト改質材など、様々な製品群を展開しています。
これらの取り組みを通じ、新たな価値を廃棄物から生み出し、循環型社会の実現を目指してまいります。リファインバースグループの最新技術が、持続可能な未来を築くキーポイントとなるでしょう。