ポピンズがもたらす育児と仕事の両立支援の新しい形

東京都渋谷区に本社を置く株式会社ポピンズは、その子会社であるポピンズファミリーケアを通じて、法人向けのナニー（教育ベビーシッター）サービスを提供しています。このサービスは、企業が育児と仕事を両立させるための支援において、確かな効果を上げています。

最近、ポピンズは法人向けコースを導入している企業を対象にアンケートを実施した結果、約70%の企業が「育児と仕事の両立支援に非常に効果があった」、または「効果があった」と回答しました。このことは、企業が抱える育児離職の問題に対処するための重要なステップです。

育児離職に関する調査によれば、育児との兼ね合いで退職を検討したり、実際に退職したことがある人は全体の35%にのぼります。特に女性においては、その割合が41.3%と高く、育児と仕事の両立は多くの企業において喫緊の課題です。ポピンズは、この課題に正面から取り組み、法人向けナニーサービスが効果を発揮していることがこの調査結果からも明らかになりました。

ポピンズが提供するナニーサービスは、専門研修を受けたナニーが子供を見守るというもので、急な体調不良や突発的な困りごとにも対応できるため、企業の働く環境をより柔軟に保つことが可能です。さらに、75%の企業が「ナニーサービスなどの保育に関する福利厚生が非常に広がる」、または「広がる」と回答しており、このようなサービスの導入が進むことで、企業の育児支援への関心の高さがうかがえます。

また、ポピンズでは「育児・介護休業法」の改正に伴う新たな制度設計や、従業員への周知・説明をサポートする育児コンサルタントサービスも提供しています。これにより、企業は法改正に迅速に対応し、育児・介護を兼ねたキャリア形成を実現する環境を整えることができます。

ポピンズグループのSDGsへの取り組み

ポピンズグループは1987年に設立され、「働く女性を最高水準のエデュケアと介護サービスで支援します」というミッションのもと、多様なニーズに応えるべく様々なサービスを提供し続けています。日本初のSDGs-IPO企業として東証一部に上場したポピンズは、質の高い教育の提供やジェンダー平等の実現、働きがいのある職場作りに努めています。さらに、ハーバード大学との共同研究も行うなど、教育の分野におけるアカデミックな取り組みも進行しています。

ポピンズは今後も、育児と仕事の両立を支援する環境作りを進めていくと共に、社会全体における教育の質の向上や働く女性の支援に寄与していくことを目指しています。これにより、より多くの企業が育児と仕事の両立やキャリア形成を実現できるよう、引き続き貢献していく理念を持っています。今後の展開に注目したいですね。