2025年春、ろう者たちの恋愛を描く舞台『恋愛』が東京で上演決定！

舞台『恋愛』のご紹介

2025年春、東京でろう者の恋愛をテーマにしたオムニバス劇『恋愛』が上演されることが決定しました。この舞台は、一般社団法人日本ろう芸術協会が主催し、日本手話を用いた演劇作品の一環として制作されます。公演は2025年4月3日(木)から6日(日)まで、アトリエファンファーレ東新宿にて開催されます。

『恋愛』について

このオムニバス劇は、ろう者がその視点と感性を活かして描く恋愛の姿を表現します。3本の短編から成る本作は、全ての回で日本手話によるパフォーマンスが行われ、さらに4ステージには日本語字幕がつけられ、観客はより多くの工夫を持って物語を楽しむことができます。ろう者の芸術を直接体感できる貴重な機会であり、ぜひその魅力を味わっていただきたいと思います。

制作陣の紹介

演出には、東京デフリンピック2025の開会式ディレクターに選ばれた大橋弘枝氏や、デラシネラカンパニーの數見陽子氏、映画『LOVE LIFE』で助演した砂田アトム氏が関わります。また、脚本を手掛けるのは、映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』に出演する河合祐三子氏や、手話エンターテイナーの那須映里氏、それにろう者の視点で批評活動を行う佐藤譲二氏など豪華な顔ぶれです。これに加え、出演者は、NHKドラマ『デフ・ヴォイス法廷の手話通訳士』の田代英忠氏や、文化プログラム『TRAIN TRAIN TRAIN』に出演予定の北薗知輝（KAZUKI）氏など、多彩な才能を持つデフアクターズ・コースの俳優たちが参加します。

公演の詳細

2025年4月の全8ステージは、全て日本手話での上演が行われます。特定の回には日本語字幕が表示され、聴者の方々も楽しむことができます。チケットは2025年2月1日から販売予定で、大人料金は5,500円、学生料金は3,000円です。詳細については公式サイトを通じて確認することができるので、興味がある方はぜひ訪れてみてください。