プロシップ2026年業績予想の上方修正と記念配当
株式会社プロシップが2026年3月期の連結業績予想を上方修正し、これまでの予測よりも好調な数値が見込まれています。東京都千代田区を本社に持ち、固定資産管理分野で高い専門性を発揮している同社は、今期の営業利益を2,624百万円、経常利益を2,706百万円、そして親会社株主に帰属する当期純利益を1,968百万円と予想しています。
特筆すべきは、営業利益が前回予想比で13.6%増、経常利益が10%増、そして当期純利益が9.3%増となる見込みであることです。これらの数値は、全社的な品質管理の強化や付加価値生産性の向上を図る取り組みの成果として評価されています。この上期実績を踏まえた業績予想の修正が行われた形です。
成長を支える記念配当
さらに、プロシップはProPlusの累計導入社数が5500社に達したことを記念し、株主への感謝を込めた記念配当を行うことも発表しました。この記念配当は、普通配当32円に加えて1株当たり5円が支払われることになり、合計で1株あたり37円の配当を見込むことになります。この配当の実施は、株主の支援に感謝を示すものであり、株主総会で正式に承認される予定です。
プロシップの特色と今後の展望
プロシップは「Speciality for Customer」を基本理念としており、その専門性の高さが各業界の大手企業に評価されています。主力製品のパッケージシステム「ProPlus」は、世界28の国と地域、236法人に導入されており、その機能に関しても高い評価を得ています。2024年には電力会社向けの固定資産管理システムもリリース予定で、新リース会計基準に対応した製品も開発中です。これによりさらなる成長が期待されます。
当社は今後も、高い専門性を活かして世界中の企業に価値を提供し続ける意向を示しています。各国の税務に標準対応したシステムは、国際的なビジネス環境において、プロシップが重要な役割を果たす証拠でもあります。
まとめ
プロシップは2026年度の業績予想を上方修正し、株主へ感謝の意を込めた記念配当も決定しました。今後の事業展開においても、その成長が期待される中で、株主との信頼関係を深めていく姿勢が感じられます。この業績の好転は、今後のビジネス展開にも大きな影響を与えることでしょう。