東京・丸の内に位置するクラブレストラン「センチュリーコート丸の内」のメインダイニング、レストラン「ロゼット」では、2026年10月28日(水)に特別なディナーイベント「エピキュロスの晩餐会」を開催します。この日は、19世紀から20世紀にかけてフランス料理界に名を馳せたオーギュスト・エスコフィエの誕生日を祝う特別な夜。エスコフィエの偉業とフランス料理文化を称えるためのイベントであり、世界中の多くのレストランで行われるイベントの一環です。
レストラン「ロゼット」では、2016年からこの定番行事に参加し、毎年新しい試みを取り入れながら自身のスタイルでコースを提供しています。シェフ・鏡 智行は、エスコフィエへの深い敬意を表しつつ、彼が理想とする「自分が育った日本でしか作れないフランス料理」を追求し、日本の食材を用いて古典料理を新しい形で表現します。
「エピキュロスの晩餐会」のメインを飾るのは、「いわて短角牛フィレ肉ロティ ソース・グランヴヌール2026」。エスコフィエの時代には、しばしば力強いジビエに重いソースを合わせるのが一般的でしたが、今回のコースでは、赤身肉本来の旨味を引き立てる軽やかなソースを使用。これにより、エスコフィエが築いたフランス料理の伝統を保持しつつ、現代的で洗練された要素が融合した一皿が完成しました。
そのほか、コースには新潟の八色しいたけを用いたパイ包みや、三陸のヤマキイチ商店の帆立貝を利用した創作料理も揃います。料理は全て、エスコフィエが培った技術と哲学に基づき、食材の魅力が余すところなく引き出されます。繊細な味わいの中にも、シェフの日本ならではの感性が感じられる内容となっているのです。
また、デザートには「紅玉のタルトタタン」と「グラス・ア・ラ・バニーユとチェリージュビリー」が用意されており、食事の締めくくりとしてもビジュアルと味覚の両方で堪能できます。この特別なコースは、19,800円(税込・サービス料別)で提供され、利用当日はこのコースのみの提供となります。
レストラン「ロゼット」は、明治生命館の地下1階という特別なロケーションにあり、歴史ある日本の重要文化財の中で贅沢な食体験が楽しめます。1934年に竣工されたこの建物は、昭和の激動を乗り越えて今もなお多くの人々に愛されています。シェフ・鏡の料理だけでなく、こうした空間も料理のもう一つの魅力を引き立てる要素です。
今回の「エピキュロスの晩餐会」は、ただのディナーではなく、食を通じて文化交流を図る貴重な機会でもあります。フランス料理の美味しさや技術の背後にある歴史を感じられる一夜を、ぜひお楽しみください。予約はお早めに。問い合わせは「センチュリーコート丸の内」のウェブサイトや電話で受け付けています。美味しい料理と共に、特別な時間をお過ごしください。