雪を使った冷房
2026-07-29 11:36:17

北海道営業所が実現した雪を使った先進の冷房システム

真夏のオフィスを雪でクールダウン



日本体育施設株式会社の北海道営業所では、2025年から氷室の冷熱エネルギーを活用した新しい冷房システムを運用します。猛暑日が増え、電力コスト上昇が続く中、この取り組みは大いに注目されています。特に、社屋地下に貯めた雪を活用するという技術は、日本ではまだ実績が少なく、先駆的な試みといえるでしょう。

雪冷熱エネルギーの活用



北海道の特性を生かし、冬に集めた雪を巧みに「氷室」に保存し、夏にその冷気を利用することで、エネルギー消費を抑えつつ快適なオフィス環境を実質可能にしました。2026年6月には環境マネジメントシステム『ISO14001:2015』の定期審査においても、高く評価されています。これは、持続可能なオフィス設計の一環として、他の地域にも広がる可能性があります。

氷室の歴史とその意義



氷室は日本古来の伝統で、自然の冷気を利用して冬の氷や雪を夏まで保存する技術です。奈良時代にはその存在が文献に記録されており、近年でも各地でその文化が受け継がれています。特に、多雪地方では野菜や日本酒の保存に利用され、現代にもその知恵が活かされています。

環境に配慮した設計



新しいオフィスは「安全性・快適性」と「省エネルギー・脱炭素」をコンセプトに設計されています。若手からシニアまで、幅広い年齢層が働く現場において、快適で持続可能な職場環境を実現するため、様々な取り組みがなされています。例えば、以下のような設備が整えられています:
  • - LED照明:明るく見やすい作業環境を提供。
  • - 内装材に木材を使用:温かみのある空間を演出。
  • - 障害物のないフラットな設計:つまづき防止のバリアフリー設計。
  • - 床下暖房:寒い冬でも快適に過ごせる環境。
  • - 太陽光発電設備:災害時にも電力を確保し、事業継続を支援。

これにより、従業員は安心して長く働くことができる職場環境が整えられています。

未来に向けたビジョン



日本体育施設は「2030ビジョン」を掲げ、スポーツ施設のさまざまな改良を目指し、人と技術の融合に力を入れています。この理念は施設利用者のみならず、働く人々にとっても快適かつ安心な環境を提供するための方針でもあります。今後も持続可能な開発とウェルビーイングな社会の実現に向けて貢献してまいります。

新しいシステムの導入は北海道営業所にとっても大きなチャレンジですが、地域資源を最大限に活かした持続可能な方法の一つとして、これからの施設運営においての先進的なモデルとなることでしょう。


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