視覚障がい者支援デバイス「Seeker」に注目!
株式会社マリス creative design(東京都墨田区/代表取締役:和田康宏)が開発した視覚障がい者支援AI「Seeker」が、クラウドファンディングプラットフォームFUNDINNOでの資金調達をわずか約2日で達成。目標の1,000万円を達成した後も、8,000万円への挑戦が続いています。
「Seeker」の概要とその魅力
「Seeker」は視覚障がい者が外出する際の「壁」を取り除くことを目的とした、AI搭載の歩行支援デバイスです。視覚障がい者が直面する危険、たとえば「上半身の障害物」「信号の視認」「駅ホームの転落」といった様々な問題に対し、AIが代替認知を行い、振動で通知するという先進的な仕組みを採用しています。これにより、移動の安全性を大幅に向上させることが可能となります。
「Seeker」は福岡市・北九州市・山梨県での実証済みで、渋谷区でも実証実験が予定されています。加えて、制度給付を活用した普及戦略や、PlayStation®5のデザイン経験者による洗練された設計が見えない福祉の実現に寄与しています。また、NTTファイナンスやKipsなど、信頼性の高い支援者が名を連ねています。
短期間での目標達成の理由
今回のクラウドファンディングの成功の背景には、社会性と実現力への深い共感があります。「Seeker」に対しての投資者からの反響は、単なる製品としての魅力だけでなく、社会に貢献する技術であるという意義が強く影響しているようです。多くの投資家が「応援したくなる」「成長性が期待できる」と声を揃えるのも理解できます。
さらに目指すのは8,000万円
現在、マリスは上限の8,000万円を目指し、さらなる支援を呼びかけています。この資金が調達できることで、以下のような重要な取り組みが可能となります:
1.
量産試作:最初の50台を実際のユーザーに届け、社会実装へと移行します。
2.
アップデート設計:音声通知や家族との連携アプリ、オーバー・ザ・エア(OTA)対応など、機能強化を図ります。
3.
SaaS展開準備:歩行データを利用した「Seeker Link」による見守り基盤の構築を目指します。
このように、「Seeker」がより多くの人々の移動を支えるための社会インフラとして成長する未来を見据えています。
投資参加方法と説明会のお知らせ
支援を希望される方は、2024年6月4日から6月17日までの期間中に、FUNDINNOにて株式クラウドファンディングに参加することができます。申込単位は1口10万円からとなっており、優先投資家登録が必須です。
また、投資家向けのオンライン事業説明会が2024年6月11日(水)18:00から開催されます。代表取締役の和田が事業内容を説明し、その後参加者からの質問にも答えます。
取材・メディア掲載のお問い合わせ
「AI×福祉×プロダクトデザイン」に関する国内初の取り組みである「Seeker」の詳細に関して、メディア関係者の取材や掲載依頼も随時受け付けています。関心のある方は、ぜひ株式会社マリス creative designまでお問い合わせください。
最後に、「Seeker」が数多くの人々に移動の自由をもたらし、社会全体の福祉向上に寄与することを期待しています。