自治体組織改善研究
2026-10-23 11:20:12
早稲田大学とリンクアンドモチベーションによる自治体組織改善研究の始動
早稲田大学とリンクアンドモチベーションの共同研究
早稲田大学現代政治経済研究所は、株式会社リンクアンドモチベーションとの間で、自治体における組織改善に関する共同研究を開始しました。概要を以下にご紹介いたします。
共同研究の背景
昨今、自治体においては若手職員の離職や管理職不足といった深刻な人材問題が進行しています。このため、職員のモチベーションやエンゲージメント(職場への関与)への関心が高まっています。これまでにも、行政学の分野では示唆に富んだ研究が行われてきましたが、実際のデータに基づく実証研究は未だ限られています。
研究の目的
本研究は、稲継裕昭教授を中心とし、自治体職員のモチベーションがどのようにパフォーマンスや組織成果に影響を与えるのかを、リンクアンドモチベーションが蓄積してきたエンゲージメントデータなどを用いて詳細に検証します。特に、職員のモチベーションが行政サービス提供に与える価値や効果についても焦点を当て、具体的な成果を明らかにすることを目指します。
先行する調査
株式会社リンクアンドモチベーションの調査によると、職員のエンゲージメントは退職率や休職率に強い相関があり、この研究ではさらに深く掘り下げて、その結果がどのように組織と住民へのサービスに結びつくかを検討します。
実施体制
研究を担当するのは、行政学・公共経営論・地方政府論を専門とする稲継教授です。地方公務員としての実務経験や豊富な行政への関与を持つ彼が、研究において重要な役割を果たします。
今後の展望
今後、共同研究を通じて得られるデータをもとに分析を進め、学会発表や論文としての成果を随時発信していきます。また、この研究で得られた知見を自治体の人事施策や組織開発に還元し、より良い組織づくりに貢献することを目指しています。
早稲田大学について
早稲田大学政治経済学術院の稲継教授は、京都大学で法学の博士号を取得後、公務員として約13年間の実務経験を経て、大学での教育活動に転じました。彼は、日本国家や地方自治体における行政実務にも広く関与しています。
リンクアンドモチベーションについて
株式会社リンクアンドモチベーションは、2000年に設立された企業で、組織開発やキャリア支援を専門としています。自治体を含む多くの組織において、エンゲージメントの重要性を伝えながら、持続可能な組織形成を支援しています。
この共同研究を通じて、自治体における人材や組織の改善がどのような成果をもたらすか、そして行政学の進歩に寄与することを期待しています。