不登校や中退を乗り越えた先輩たちのリアルな大学生活を知る

これからの未来を夢見ているけど、学生生活に踏み出すことができずにいるあなたに、心強いメッセージを届けたい。3月8日（土）と15日（土）に東京・新宿で行われる「不登校・中退からの大学受験」と題したOBOG座談会では、実際に不登校や中退を経験した先輩たちが自身の体験を語ります。このイベントは、参加者が自分の不安や疑問を解消し、未来への一歩を踏み出すきっかけとなることでしょう。

不登校・中退の現実と向き合う

不登校や中退を経験した多くの学生が感じるのは、大学に進学できるかどうか、またはその後の大学生活についての不安です。この座談会では、既に大学で学んでいる新潟大学や東洋大学のOB・OGがゲストとして招かれます。

第一回: 心身の疲弊と回復の過程

座談会の第1回は、3月8日に「心身の疲労と見えなくなった将来・そして回復」というテーマで行われます。このテーマでは、実際に不登校や中退を経験した学生がどのように心身の状態を改善し、大学進学を果たしたのかを振り返ります。自分の経験を通して、今言葉にできる思いを語る姿は、同じ悩みを持つ方々にとって大きな励みとなるでしょう。

先輩による体験談では、「学校の環境で知らず知らずに心身を疲弊させていたが、コスモで回復の糸口を見つけた」との声があり、実際の体験から得た気づきや乗り越え方についてお話しします。

第二回: 大学生活における戸惑いとの向き合い

続いて、3月15日には「人と比べるのをやめた・私なりの大学生活」というテーマで座談会が開催されます。この回では、大学に進学したが、周囲とのペースの違いや人間関係に戸惑いを感じた経験について語ります。中退した同級生と比較し、自分が望む進学先を目指す中で焦りが募る様子などから、どのようにして自分のペースで大学生活を楽しむようになったのかについての経験談が通じて、参加者にも多くの気づきを与えることができるでしょう。

OBOGからのメッセージ

河合塾コスモでは、37年間にわたり、不登校や中退を経験した学生たちへの支援を続けてきました。座談会は、彼らの実体験を通じて、参加者にとっての貴重な学びの機会となります。

「不登校や中退を経た自分でも、これまでの経験を語り、だれかの助けになりたい」と語るOB・OGたちの姿勢は、このイベントがどれほどの価値を持っているかを示しています。不要に自分を他人と比較することなく、自分のペースで進む重要性を伝える場としても機能しています。