医療機器産業への参入を支援する助成事業
東京都は、ものづくりを行う中小企業が医療機器産業に進出することを支援するために、助成金の募集を開始しました。この助成事業は、医療機器製造販売企業との連携を通じて、医療機器の開発や事業化を目指す企業を対象としています。
2つの助成事業が用意されています
今回の助成事業はふたつに分かれています。ひとつは「医療機器等開発着手支援助成事業」で、もうひとつは「医療機器等事業化支援助成事業」です。両者はそれぞれ異なる目的と対象事業を持っています。
医療機器等開発着手支援助成事業
- - 対象者: 東京都内で実質的な事業活動を行っている中小企業および個人事業者。
- - 対象事業: 医療機器製品の開発にあたる技術検証や初期試作など、アイデア段階から手を付けることが求められます。
- - 対象期間: 交付決定日から最長1年間。
- - 助成限度額: 最大500万円、下限は50万円。
- - 助成率: 経費の3分の2以内が助成されます。対象経費には原材料費や委託費が含まれます。
医療機器等事業化支援助成事業
- - 対象者: 同じく東京都内の中小企業や個人事業者。
- - 対象事業: 医療機器製品の研究開発から事業化に至るまでの全過程を対象とします。
- - 対象期間: 最大5年間。
- - 助成限度額: 最大5,000万円、下限は500万円。
- - 助成率: 経費の3分の2以内です。さらに幅広い経費が助成対象に含まれます。
申請方法と流れ
申請は、国が提供する電子申請システム「Jグランツ」を通じて行うことができます。この申請には「GビズIDプライムアカウント」が必要となるため、事前に取得しておく必要があります。
申請の流れ
1.
事前準備: 募集要項や申請書様式をホームページからダウンロード。
2.
事前ヒアリング: ヒアリングシートを作成・提出する必要があり、確実に申請要件を確認しておきましょう。
3.
申請受付: 必要なすべての書類を整え、指定の期間内に申請を行います。
4.
審査: 申請書類が受理された後、一次審査(書類審査)や二次審査(面接等)が行われます。
経済への貢献
この助成事業は、東京都の「2050東京戦略」に基づいた取り組みの一環であり、地域の経済成長を促進する重要な役割を果たします。中小企業の医療機器産業への参入を支援することで、新しい技術や製品の開発が期待できます。特に、医療機器は高い技術力が求められる分野であるため、参入する企業にとっては大きなチャンスとなります。
お問い合わせ先
助成制度に関する詳細な情報は、産業労働局商工部創業支援課または(公財)東京都中小企業振興公社で入手できます。特に助成金に関する疑問点については、電話での問い合わせが推奨されています。この機会にぜひ、申請を検討してみてください。