高木由利子 写真展の見どころ
渋谷の文化的な拠点、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催される《高木由利子 写真展 Threads of Beauty 1995-2025》が、明日2026年3月10日から始まります。この展覧会は、高木由利子にとって初の東京での個展であり、Bunkamuraの現展示室としては最後の展覧会となります。
1. 時間と空間を超えた旅
この展覧会では、渋谷を起点にした12か国の文化を体験することができます。展示室には「Village(村)」と名付けられた8つのテーマが設定され、約100点の作品が展示されます。このインスタレーションは建築家・田根剛が手がけており、訪れる人々に高木の撮影旅行を追体験させる特別な空間を提供します。
2. 布が作り出す表現の広がり
本展では作品の多くがテントのような布で構成され、特に「KONBU」という素材が使われています。この布を背景に、高木の作品が見事に展示されることで、ノマド(遊牧民)のライフスタイルを想起させるダイナミックな空間となっています。また、アクリルボックスやカーペットは、過去の展覧会で使用されてきた物をリユースしており、環境への配慮が感じられます。
3. 現展示室への敬意
本展では、これまで多くの名画を掛けてきた展示壁をむき出しにすることで、ザ・ミュージアムの歴史を訪れる人に感じてもらう試みが行われます。これにより、アートの空間そのものが、変わらない価値を持つことを示そうとしています。新施設への拡大移転を控え、この現展示室の有終の美を飾るものとなることでしょう。
4. 文化とファッションの融合
この展覧会は「渋谷ファッションウィーク」とも共催しており、ファッションの街・渋谷とリンクしています。展覧会の終盤では、コロナ禍以前の渋谷の人々を撮影した映像作品《同時多発的服飾 SHIBUYA × THE OTHER SIDE》が初公開され、高木の独自の視点で「格好良さ」やアイデンティティについて探求します。時代や国を超えた普遍的なテーマを感じることができる貴重な機会となるでしょう。
特別なサイン会と商品の販売
また、会期中には高木由利子によるサイン会も行われます。特に注目されるのは、写真集購入者を対象に先着50名限定で開催されるもので、ファンにとって貴重な機会となります。さらに、展示の中には梅田版画工房とのコラボレーションによるリトグラフ作品や、豪華特装本、漆皮作家とのコラボ作品など、特別なアイテムも販売される予定です。これらは、アートファンにとって見逃せない機会となるでしょう。
開催概要
- - 会期: 2026年3月10日(火)~3月29日(日) 13:00~20:00 (最終入場は19:30まで)
- - 入場料: 無料
- - 会場: Bunkamuraザ・ミュージアム(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1F)
この展覧会は、アートを通じて感じる新たな発見とともに、訪れる人々に感動を提供することでしょう。ぜひ、足を運んでみてください。