ブルキナファソの現状
2025-03-11 11:12:31

西アフリカの避難民危機と農業活性化の現実を知ろう

西アフリカ・ブルキナファソの避難民危機とは



2023年、ブルキナファソで続く避難民危機は、世界で最も見過ごされている問題のひとつです。約200万人の人々が避難民となっており、その背景には乾燥した気候、異常気象、さらには軍事クーデターや暴力による影響があります。この状況を知るために、認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールド(HFW)は、ブルキナファソ支部事務局長であるサワドゴ・フルメンス・フランソワ氏を日本に招き、取材の場を設けます。

イベントの詳細


イベントは、大阪と東京の2カ所で開催されます。大阪では4月5日(土)に、文化・子育て複合施設おにクルで、東京では4月10日(木)に、HFW東京事務所で行われます。メディア関係者を対象にしたこの取材では、現地での生活や支援活動について詳しく知ることができる貴重な機会となっています。

参加者は事前申し込みが必要で、通訳もつくため言語の壁を心配せずに参加できます。オンライン取材も受け付けており、参加の希望は気軽に相談してみてください。

ブルキナファソの状況


ブルキナファソは、サハラ砂漠の南に位置する内陸国で、地元では「高潔な人々の国」として知られています。国の大半は自給自足の農家で構成され、特に胡麻の生産が重要な産業です。しかし、異常気象や不安定な治安が影響し、食料状況は常に危機的です。食料不安に直面する人々は年々増加し、2023年にはなんと42,000人が壊滅的な状況に陥っています。

サワドゴ氏によれば、「状況は非常に厳しい」と言いますが、地域の農業生産者たちは、その逆境の中でも新たな活性化に向けた取り組みを進めています。住民自身が農業の生産性を高めるための活動を始め、長期的には彼らの自立を目指しています。

HFWの活動とは


ハンガー・フリー・ワールドは、設立から25年以上の歴史を持つ国際協力NGOで、飢餓のない世界を目指しています。日本を拠点に、バングラデシュ、ベナン、ブルキナファソ、ウガンダで積極的に活動を行っています。HFWは、住民主体の参加型開発を行い、地域の人々が自ら未来を築くためのエンパワーメントを図っています。

ブルキナファソでの活動は、栄養改善や収入向上に向けたプロジェクトが進行中で、これまでに数多くの住民の生活向上を図ってきました。しかし、政情不安による問題も顕在化しており、国民への働きかけや新憲法の制定を求める活動も続けています。

参加して学ぶ


今回の取材やイベントに参加することで、私たちが普段目にすることのない現実や、驚くべき地元の取り組みについて理解を深めることができます。また、ブルキナファソの料理や菓子を試食できる機会もあり、楽しく学ぶことができます。

さらに4月1日からは、ブルキナファソの農村支援のためのクラウドファンディングも開始されます。ぜひ、地域の人々が新たに挑戦する姿に关注を寄せ、共に支援していきましょう。

お問い合わせ先


ご興味がある方は、認定NPO法人ハンガー・フリー・ワールドまでお気軽にお問合せください。私たちの活動に参加し、支援の輪を広げていきましょう。


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