弥生給与が通勤手当非課税限度額に対応
弥生株式会社が提供するクラウド給与サービス「弥生給与 Next」とデスクトップソフト「弥生給与 26」、「やよいの給与計算 26」は、通勤手当の非課税限度額引き上げに対応する新機能を発表しました。この改正は2025年11月20日に施行され、通勤で自動車やバイクなどを利用する従業員への支給に影響を与えます。
法令改正の背景
令和7年度税制改正では、新たな基礎控除の見直しや給与所得控除の改訂に加え、特定親族特別控除の導入など、多岐にわたる法令改正が施行されました。その中でも、通勤手当の非課税限度額の引き上げは特に企業の人事や労務担当者に大きな影響を与える要因となっています。これに対処するため、弥生は給与計算や年末調整業務を効率的にサポートする機能を強化しました。
アップデート内容
今回のアップデートでは、主に以下の機能が追加されました:
年末調整での遡及精算対応
- - 支給済み課税通勤手当からの精算額算出: 従業員の通勤距離を基に、改正後の非課税額を自動で計算する機能が搭載されます。
- - 改正後の非課税通勤手当の自動計算: 年末調整における調整額の算出が自動化され、業務の簡素化が期待されます。これにより、記入ミスや手動での計算による負担が軽減されます。
年末調整との自動連携
- - 年末調整計算の自動反映: 改正前後の非課税額の調整額が年末調整の計算や源泉徴収票の作成に自動的に反映されます。また、中途退職者に対する源泉徴収票の更新作業も簡便に行えます。
「弥生給与 Next」では、これらの機能が2025年12月1日に提供開始される予定で、特に重要な変更が盛り込まれています。この迅速な対応により、ユーザーは面倒な手続きから解放され、安心して給与計算を行うことができるでしょう。
利用者の声を反映
弥生は、利用者のフィードバックを常に重視し、より使いやすく実務に即した給与計算サービスを提供しています。これにより、ユーザーは日々の業務においてよりスムーズにサービスを活用できることでしょう。
弥生株式会社のビジョン
弥生は「中小企業を元気にすることで、日本の好循環をつくる」というミッションを掲げています。業務ソフトウェアの提供を通じて、中小企業のバックオフィス業務を強力にサポートしています。最新技術やAIを活用し、380万以上の登録ユーザーにサービスを提供しており、そのネットワークを活かした高いカスタマーサポートが特徴です。
まとめ
弥生給与ソフトの新機能は、通勤手当の非課税限度額引き上げに素早く対応し、従業員の年末調整業務を効率化します。今後も弥生株式会社は、より多くの中小企業が快適に使えるように、機能の向上に努めていくことでしょう。詳しい情報や最新のアップデートは、公式ウェブサイトで確認できます(
弥生株式会社公式サイト)。