生成AI活用へ向けた企業データ整備セミナーがオンライン開催します

企業内データ整備に向けた生成AI活用セミナー概要

2025年6月6日（金）、機械システム振興協会が主催する無料のオンラインセミナー、
「生成AI活用に向けた企業内データの整備」が開催されます。このイベントでは、生成AIを用いて企業がどのように変革を進め、発展を遂げられるかがテーマです。参加申し込みは6月3日（火）17:00まで。定員はオンラインで200名です。

セミナーの目的

本セミナーは、2024年から活動を開始した「生成AI活用に向けた企業内データの整備検討フォーラム」に基づいています。過去5回にわたる有識者たちとのディスカッションをもとに、生成AIの活用における企業内データの整備に関する現状と課題が語られます。

生成AIという先進技術が進化する中で、特に日本企業は欧米企業に比べてデータ分析や生成AIの導入が遅れているという指摘がされています。本セミナーでは、こうした技術の進展により、企業が直面する課題や、今後の方向性を解説し、生成AIによって新たな事業やサービスを開発するための価値創造について考えます。

登壇者とプログラム

登壇者には、国立情報学研究所の武田英明教授をはじめ、独立行政法人情報処理推進機構の岡田忠氏、荏原製作所の田中紀子氏、アズビルの佐藤適斎氏が名を連ねています。それぞれが20分間のプレゼンテーションを行い、その後パネルディスカッションが行われる予定です。

プログラム詳細

1. 開会の挨拶
相澤徹氏（機械システム振興協会専務理事）

2. フォーラムの成果発表
- 武田英明氏
技術進展の中での日本企業の課題と今後の方向性について解説します。

3. デジタル基盤とデータスペースの取組
- 岡田忠氏
欧州のデータ共有の現状や、日本企業におけるデジタル基盤の必要性についての考え方を紹介。

4. 荏原製作所の生成AI活用事例
- 田中紀子氏
社内データを生成AIで活用する具体的な動きと成果を語ります。

5. アズビルの社内データ活用
- 佐藤適斎氏
内部AGIの活用事例やその導入の意義について。

6. パネルディスカッション
モデレータの武田教授を含む4名が、参加者からの質問に回答します。