ツナググループとリッケイソフトが合意、グローバル事業強化へ向けた新たなステップ

ツナググループとリッケイソフトの基本合意

株式会社ツナググループ・ホールディングス（以下、ツナググループ）は、グローバル市場の拡大に向け、リッケイソフト株式会社（以下、リッケイソフト）との基本合意を締結しました。この協力により、外国人材に関連する事業の強化が計画され、今回の連携が持つ意義を深掘りしていきます。

本合意の背景

近年、日本国内では少子高齢化が進み、労働力の減少が深刻な問題となっています。その中で、外国人材の採用市場は急成長すると予想されており、2030年には市場規模が1兆円を超えるとも言われています。この環境を背景に、ツナググループはグローバルな事業展開に注力することを決定しました。そして、リッケイソフトとの協業を通じて、課題解決の糸口を見つけるべく動き出しました。

合意の内容

この合意の具体的な内容は、外国人材の教育や供給、受け入れ支援に関連するものです。双方は、自社の強みを生かした共同事業の可能性を模索し、ジョイントベンチャーの設立も視野に入れています。段階的かつ協調的に協議を進め、事業戦略を策定していく方針です。この新たな取り組みにより、ツナググループは特にグローバルな人材供給の面で、さらなる成長を遂げることを目指します。

リッケイソフトの強み

リッケイソフトは、ハノイを拠点とし、その教育部門であるRikkei Educationの強力なネットワークを活かしています。この部門は特定技能に関する各種教育機関との連携をもつほか、自社運営の教育プログラムを通じて実績を上げています。これにより、ツナググループはリッケイソフトの教育研修に注目し、自社の人材供給力を高めることにつなげようとしています。

今後の展望

ツナググループは、リッケイソフトとの合意をもとに、グローバル事業の展開を加速させます。同社は、これからの成長戦略として、W.I.Nなどの既存サービスからの脱却を図り、SSW（特定技能）を新たに展開する計画です。また、公益財団法人・国際人材活躍支援機構（IHRSO）を設立し、非連続的な成長を実現するための新しい試みにも取り組む意向です。