マイナンバーカード利用の実証実験がライブイベントに登場!不正転売防止に期待

マイナンバーカード利用の実証実験が実施決定!



2025年1月17日、デジタル庁は、ライブイベントにおけるチケット不正転売の防止策と業務の効率化を目的とした実証実験を発表しました。この実証実験では、マイナンバーカードを活用し、より安全かつスムーズな入場体験を提供することを目指します。

実証実験の背景



近年、音楽イベントやスポーツ観戦のチケットが高額で不正に転売されるケースが増加しており、ファンにとっての大きな問題となっています。特に人気のあるアーティストや大会のチケットは、正規の販売チャネルを通じて入手することが難しく、ファンの間での不満が高まっていました。

そこで、デジタル庁は、株式会社ドリームインキュベータとplayground株式会社との協力のもと、マイナンバーカードを活用した不正転売防止と業務効率化についての実証実験を開始することになりました。

実施予定のイベント



この実証実験は、以下の二つのイベントにおいて行われる予定です。

1. モーニング娘。’25 小田さくらバースデーイベント ~さくらのしらべ 14~
- 日時:2025年3月21日
- チケット販売:申込受付期間 2025年2月3日18時から2月12日12時まで

2. Hello! Project ひなフェス 2025
- 日時:2025年3月29日・30日
- チケット販売:申込受付期間 2025年1月29日17時から2月7日10時まで

実証実験の内容



今回の実証実験では、以下のポイントに焦点を当てています。
1. 不正転売防止策の強化
複数アカウントを利用したチケットの大量購入や高額転売の事例を抑止。

2. 業務効率化
マイナンバーカードを利用した本人確認を行い、入場時の手続きのデジタル化を進めます。これにより、ファンの利便性が向上し、運営側の業務負担も軽減されることが期待されています。

3. プレミアムな体験価値の提供
ファンクラブのメンバー向けに、マイナンバーカードを利用した特別なサービスを検討中で、ファンにとっての魅力をさらに引き上げる試みです。

今後の展望



この実証実験を通じて、マイナンバーカードによる本人確認の効果を分析し、ライブイベントへのさらなる活用方法を模索します。デジタル庁は、今後もデジタル社会の形成を進める中で、さまざまな取り組みを推進し、より良い体験をファンに提供できるよう努めていく意向です。

ファンにとって心待ちにされるライブイベントをより安全に、そして楽しいものにするための実証実験に、今後も注目が集まります。

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