レンタルのニッケンが計測ネットサービスを完全子会社化しさらなる発展へ

株式会社レンタルのニッケンが計測ネットサービスを完全子会社化

2025年３月21日、株式会社レンタルのニッケンは計測ネットサービス株式会社の普通株式全株を取得し、同社を完全子会社とすることを発表しました。これは、両社の事業分野のシナジー効果を最大限に引き出し、より高い付加価値を顧客に提供するための重要なステップと位置づけられています。

決定的なこの動きの背景にあるもの

計測ネットサービスは、1998年の設立以来、インフラ・建設現場における安全管理や施工品質の向上を目的とした計測ソリューションを提供してきました。特に、自動計測技術の分野においては、数多くのNETIS登録技術や特許を保有しており、その高い技術力は業界内で高く評価されています。近年では、建設労働人口の減少や省人化のニーズが高まっていく中、需要はますます増加することが予測されています。

レンタルのニッケンは、土木・建築・産業関連機械のレンタル事業を中心に展開しており、自社商品の開発、販売、修理も手掛けています。両者の技術やサービスを結びつけることで、お客様に対して一貫したサービスを提供し、競争力を高めることが目的です。

新しいサービスの可能性

計測ネットサービスの専門知識や技術を活かし、レンタルのニッケンは自社の建設機械レンタル事業に新たな価値を加えることが期待されています。例えば、建設現場での自動測量サービスと重機レンタルの組み合わせにより、より正確かつ迅速な施工が可能になるでしょう。これにより、施主や施工業者の負担が軽減され、プロジェクト全体の効率化が図られることが見込まれています。

また、今後の市場において、建設業界のデジタル化が進み、IoT技術を活用したリアルタイムの情報共有やデータ分析が求められる中で、両社の強みを組み合わせた新しいサービスが生まれることは間違いありません。