きらぼし銀行とNEXYZがカーボンニュートラルを推進！省エネ設備導入の新たな取り組み

概要

東京都渋谷区を拠点とする株式会社NEXYZの子会社、NEXYZ.は、首都圏のカーボンニュートラル推進に邁進することを目的とし、きらぼし銀行との間でビジネスマッチング契約を結びました。この契約に基づき、きらぼし銀行のお客様向けにLED照明などの省エネ設備の導入支援を開始します。

きらぼし銀行の役割

きらぼし銀行は、東京都を中心に163店舗を展開しており、中小企業や個人向けの金融サービスを提供しています。「TOKYOに、つくそう。」を掲げた同銀行は、地域社会の発展に寄与することを経営理念とし、CO₂排出削減などSDGsの目標にも積極的に取り組んでいます。特に、気候変動リスクへの対応として、「TCFD提言」に賛同し、その情報開示に力を入れています。

NEXYZ.のサービス

今回の取り組みで中心的な役割を果たすのは、NEXYZ.が提供する「ネクシーズZERO」というサービスです。このサービスは、LED照明や空調、冷蔵設備などの業務用機器を初期投資なしで導入することが可能であり、導入後の省エネ効果をレポートとして提供します。これにより、企業は自社のカーボンニュートラルに向けた取り組みを着実に進められるのです。

地域経済の活性化

また、NEXYZ.は地域金融機関とのパートナーシップを強化し、地域の中小企業が直面する資金面や人的資源の不足という課題をカバーしています。地域の施工会社を優先的に利用することで、地域経済にも良い影響を与えるでしょう。これにより、省エネ設備導入による好循環が生まれ、人と環境が共存する地域づくりに寄与します。

これからの展望

この取り組みを通じてNEXYZ.は、10万件以上の導入実績を持つ「ネクシーズZERO」を全国38拠点で展開し、さらなる発展を目指すとしています。「まだない常識を、次のあたりまえに。」という企業理念のもと、エンベデッドファイナンス事業の新しい可能性を追求していく姿勢は、地域社会の持続可能な未来の実現に向けた大きな一歩となるでしょう。今後、この取り組みがどのように地域の環境改善に寄与していくのか、目が離せません。