楽天と三和コンピュータが連携しゴルフ場のDX推進を加速！

三和コンピュータ株式会社が、楽天グループ株式会社とのライセンス契約を締結し、クラウド型ゴルフ場基幹システム「Round Master」の基本機能を楽天にOEM供給することが発表されました。このことで、日本国内のゴルフ場のデジタルトランスフォーメーション（DX）が促進されることが期待されています。

三和コンピュータの長年の歩み

三和コンピュータは、創業から約50年もの間、ゴルフ業界のIT支援を行ってきた実績があります。最近では、株式会社エー・エル・ピーとの協業で開発した「Round Master」の販売が、2023年11月より開始されるとのこと。本システムは、予約管理やフロント業務、会員・顧客管理、さらに分析機能まで幅広くカバーしています。

楽天との連携による新たな可能性

楽天は、国内最大級のゴルフ場予約サイトを運営しており、三和コンピュータの技術力と楽天のプラットフォームを組み合わせることで、ゴルフ場が抱える様々な課題に対して新しいソリューションを展開する狙いです。特に、ゴルフ人口の減少や従業員不足といった業界特有の問題に対する解決策を模索しています。

ゴルフ場とゴルファーの関係深化

三和コンピュータのビジョンは、単にゴルフ場のDXを促進することにとどまらず、ゴルファーとの関係性をより深めていくことです。これにより、ユーザー体験の向上を目指し、多くのゴルファーが満足できるサービスを提供できるよう取り組んでいます。

今後の展望と機能拡大

「Round Master」は、予約・チェックイン・クレジット精算といった基本機能に加え、売上最大化のためのレベニューマネジメント機能などの拡張も計画しています。さらに、ゴルフ場のコースメンテナンス業務の効率化を支援する「コース管理システム」を新たに追加し、より包括的なゴルフ場DXプラットフォームを構築していく方針です。