ユニファ・テックが企業向け新セキュリティウォレットを発表！

ユニファ・テックが暗号資産運用を変える新しいセキュリティソリューションを発表

千葉県市川市に本社を置く株式会社ユニファ・テックは、東京都千代田区のVlightup株式会社と提携し、暗号資産やステーブルコインに対応した新たなセキュリティ機能を持つウォレット『エンタープライズウォレット・セキュアブース』の提供を開始しました。この革新的なサービスは、企業間決済を行う事業者にとって、セキュリティと効率性の両立を実現するための大きな一歩となるでしょう。

新しいウォレットの背景

近年、暗号資産業界は急速に発展している一方で、リスク管理や内部統制の強化が求められています。特に2026年前後には、システムリスク管理や利用者資産保全の取り組みが重要視されるでしょう。このような背景のもと、ユニファ・テックは暗号資産の安全な運用をサポートするための新たな取り組みを行いました。

エンタープライズウォレット・セキュアブースの特徴

新たに発表された『エンタープライズウォレット・セキュアブース』は、ユニファ・テックの防音・覗き見防止・入退室制御を備えたセキュアブースと、Vlightupのブロックチェーン技術を融合させたハイブリッド型のソリューションです。これにより、運用者は自宅やサテライトオフィスからも、安全に暗号資産の管理が行えるようになります。

セキュリティ強化のための技術

- 位置情報の認証: 準天頂衛星を活用した衛星測位によって、『本当にその場所に存在している』ことが証明できるため、不正アクセスを防止します。
- AIによる監視: ブース内に設置されたAIエッジカメラが本人を確認し、必要な権限を有する者がブース内にいる場合にのみ、操作が可能となる仕組みです。
- BCPの実効性の向上: 出社や待機の必要が減少し、トラブルが発生した場合でも迅速に対応できる環境を提供します。

運用モデルの具体例

導入によって期待される効果として、夜間の待機や出社の必要が最大で45%も削減される可能性があります。これにより、運用担当者はより快適な働き方が実現できるでしょう。たとえば、月に6回の夜間呼び出しがあった場合でも、出社の拘束時間が大幅に短縮され、これまでの運用方法よりも効率的な働き方が可能となります。

提供予定と企業向けオファー

ユニファ・テックは2026年1月から、ステーブルコインを取り扱う企業や暗号資産交換業者向けに、この新しいセキュリティ機能を搭載した製品の販売を開始します。また、導入企業として先着5社に無料の運用診断を提供することを発表しました。これは、現行の運用ルールに基づいた簡易診断や夜間対応プロセスの可視化を含むものです。

まとめ

ユニファ・テックの『エンタープライズウォレット・セキュアブース』は、暗号資産の運用に新たな基準をもたらす可能性を秘めています。物理的なセキュリティとサイバーセキュリティを融合させたこのソリューションが、多くの企業に採用されることで、業界全体の働き方が更なる進化を遂げることが期待されます。今後の導入企業の募集やオンラインデモに関心がある方は、ユニファ・テックの公式サイトをご覧ください。