キヤノンIM、医療クラウドサービスをITEM2025で展示
2025年4月11日から13日まで、神奈川県横浜市で開催されるITEM2025(国際医用画像総合展)において、キヤノンITSメディカル株式会社(以下、キヤノンIM)が医療クラウドサービス「Medical Image Place」の新機能を発表します。この展示では、特に「モバイル画像参照サービス」と「コミュニケーションサービス」に焦点を当てており、医療従事者の働き方改革と医療DX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する取り組みが紹介されます。
医療クラウドサービスの新たな可能性
医療界では、迅速な情報共有が求められています。キヤノンIMの「モバイル画像参照サービス」は、医用画像の参照をスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を介して可能にします。これにより、医療従事者が外出先からでもCTやMRI画像を簡単に確認できる環境が整います。例えば、医療機関の外にいる医師が、緊急を要する状況においても画像を迅速に確認し、判断を下すことができるというメリットがあります。
さらに、従来の電話やメールでは難しかったタイムリーなコミュニケーションの向上も期待されています。内容の共有がスムーズに行われることで、医療従事者同士が情報をより正確かつ迅速に交換することが可能になるため、医療の質が向上します。
医師の働き方を改革
キヤノンIMが開催する展示では、医療従事者がこの新たなサービスをどのように活用しているのか、具体的な事例を紹介します。主治医と専門医の連携が強化され、必要ない呼び出しを減少させることができれば、医療の負担軽減にも寄与します。
これにより、医師たちは本来の業務に集中できるようになり、患者のための診療時間が確保されるという一石二鳥の効果をもたらします。
ITEM2025の開催概要
展示会は、パシフィコ横浜で行われ、以下の日程で開催されます:
- - 4月11日(金) 10:00〜17:00
- - 4月12日(土) 9:30〜17:00
- - 4月13日(日) 9:30〜15:00
キヤノンIMは、展示ホールAに位置する「キヤノンメディカルシステムズブース」においてこのサービスの実演を行います。医療界が抱える課題に応じたソリューションを模索する良い機会です。
まとめ
医療の現場におけるデジタル化は急速に進んでおり、その中で求められるのは、利便性と正確性を兼ね備えた情報共有の仕組みです。キヤノンIMの医療クラウドサービスは、医療従事者の日常業務を支援し、患者に対してより迅速で質の高い医療サービスを提供することを目的としています。このITEM2025は、その実現に向けた重要な一歩となることでしょう。ぜひ、この機会にキヤノンIMのブースに足を運んで、新たな医療の未来を体感してください。