たちかわの第九
2025-12-31 21:36:18

アマチュアオーケストラ「Musica Promenade」が魅せる 第1回 たちかわの第九の感動

立川の音楽の祭典「第1回 たちかわの第九」



2025年12月22日、立川市の「たましんRISURUホール 大ホール」にて、地域のアマチュアオーケストラ「Musica Promenade」と市民団体「Raise the STREAM」が共催する「第1回 たちかわの第九」が成功裏に開催されました。このイベントは、立川の地域社会で音楽を楽しむ文化を育むことを目的とし、初めての試みとして市民150名以上が参加しました。

音楽を通じた世代間交流



コンサートは18時にスタートし、観客は開演前から大勢の来場者で賑わい、約800名が参加。多くの世代からの期待感に満ち、ロビーでは地域の書店、泰明堂によるベートーヴェン関連書籍の出張販売が行われていました。これが訪れた方々のワクワク感を増し、コンサートの雰囲気を一層盛り上げました。

プログラムの前半では、「天国と地獄」序曲や「カルメン」より名曲が続き、ソリストたちの素晴らしいパフォーマンスが会場に響き渡ります。この構成により、クラシック音楽を初めて体験する方々も自然に引き込まれ、客席からは感動の拍手が送られました。

若き合唱団の力強さ



特に印象的だったのは、RADWIMPSの『正解』の演奏です。市民合唱団とともに、このイベントのために特別結成された小中学生36名による「正解合唱隊」が参加し、その純粋な歌声が会場全体を温かく包みました。この新たな音楽のスタイルは、地域の学校と文化のつながりを深める素晴らしい取り組みとして注目されました。

ベートーヴェンの第九の感動



演奏の後半では、待望のベートーヴェンの「交響曲第九番」第4楽章が演奏されました。参加者の年齢や職業は異なりますが、皆がひとつになり、圧倒的な迫力を持った音楽が会場全体に響き渡りました。親から子へ、そして孫へと続く、世代を超えた参加者たちが共に同じ舞台を共有できることは、このイベントの醍醐味でもあります。

温かな余韻で幕を閉じる



演奏が終わった後には、客席からは「ブラボー!」の声が響き、アンコールに応えました。クリスマスにちなみ、「ジングルベル」や「サイレント・ナイト」のメドレーが披露され、観客も歌声に参加し、会場全体が温かい一体感に包まれました。

未来へつながる文化活動



「第2回 たちかわの第九」は、2026年12月27日(日)に再びRISURUホールで開催予定です。「Raise the STREAM」を代表する大垣敬之氏は、このイベントが単なる一期一会のものではなく、立川に根づく年末の文化として育てていきたいという想いを強調しました。音楽を通じて地域とつながり、文化を深めるこの取り組みが今後ますます発展することが期待されています。

音楽の素晴らしさを体感できた「第1回 たちかわの第九」は、市民の心を一つにし、これからも続く文化の流れの一部として、多くの人々に愛されていくことでしょう。


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