コーセーとシェルパが手を組み持続可能性を推進する新たなクラウドサービス

コーセーとシェルパの新たな取り組み

コーセー株式会社が、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社のサステナビリティ情報開示支援クラウド「SmartESG」を導入することが発表されました。このサービスは2025年12月から本格的に運用開始され、企業の持続可能性向上に向けて重要な役割を果たすことを目指しています。

コーセーの企業理念とサステナビリティへの取り組み

コーセーは、「美しい知恵人へ、地球へ。」というコーポレートメッセージを掲げ、美を創造する企業としての責任を自覚し、人々と地球に貢献するための事業活動を展開しています。2024年には「Vision for Lifelong Beauty Partner」という中長期ビジョンを発表し、サステナビリティ戦略を強化するとともに、重要課題に対して積極的に取り組んでいます。

SmartESGの導入背景

コーセーでは、サステナビリティに関する情報を効率よく管理し、社内のデータ収集プロセスを確立するために「SmartESG」の導入が決定されました。このクラウドサービスの「Database」機能と「Workflow」機能を活用することによって、主要なサステナビリティ評価機関への対応履歴や結果を一元的に管理し、より効果的に情報を扱うことが可能になります。これにより、業務の効率化を図り、企業価値の向上を支援します。

SmartESGの特徴

「SmartESG」は、企業内に分散しているサステナビリティやESGデータを一つのプラットフォームで管理・解析するシステムで、以下の4つの主要機能を備えています。

1. Database: サステナビリティデータの集約と管理。
2. Workflow: データ収集や管理のプロセスを可視化。
3. Focus: AIを利用した先進的なデータ分析を行う。
4. Benchmark: 内部データを他社と比較する機能。

これにより、企業は情報開示を迅速かつ効率的に行い、ステークホルダーとの良好な関係を築くことができるようになります。また、持続可能な経営戦略の策定・実行にも寄与します。

サステナビリティの未来に寄与するシェルパ

シェルパは「SmartESG」の導入を通じて、企業がより持続可能な経営を進められるよう全面的に支援します。このクラウドサービスは、2022年11月の提供開始以来、70以上の大企業に導入され、時価総額が5,000億円を超える企業の約15%がその恩恵を受けています。導入企業の時価総額は累計で200兆円を超えるなど、そのポテンシャルは計り知れません。