ヤン・レツル記念展と沖田氏の音楽が響く広島の夏

特別企画『ヤン・レツルの日』イベント

広島のシンボル、おりづるタワーがこれまでの歴史を振り返る特別なイベントを開催します。このイベントは、1915年に開館した「旧広島県物産陳列館」の開館110年を記念し、同時にその設計者であるヤン・レツル氏の功績を称えるものです。今年は、戦後80年にあたる重要な年でもあり、広島の平和について改めて考えるきっかけとなることが期待されています。

ヤン・レツルの功績

ヤン・レツルは、チェコ出身の建築家で、彼の手がけた「旧広島県物産陳列館」は、多くの人々に愛され続けています。この建物は現在、原爆ドームとして知られ、歴史的な背景を持つ場所です。レツル氏の設計はその美しさと共に、広島の過去と未来をつなぐ重要な役割を果たしています。参加者は、この特別な空間で平和への想いを育む機会を得ることができます。

沖田孝の音楽

音楽家の沖田孝氏は、広島出身であり、これまでに広島の平和と希望を込めた様々な楽曲を制作してきました。特に、彼の代表作「We love the EARTH from HIROSHIMA」は、広島の人々に深いメッセージを届ける歌として知られています。この曲は、沖田氏が約20年間、広島の風景や文化に触れながら作り上げてきたもので、訪れる人々の心に響きます。

イベントの概要

イベントは2025年8月15日、金曜日におりづるタワーの12階に位置するおりづる広場で行われます。スケジュールは以下の通りです:

- 13:00～13:30 開会セレモニー
- 13:30～ Mebius + 藤江潤士
- 14:30～万貴音
- 15:30～佐々木リョウ
- 16:30～香川裕光
- 17:30～沖田孝司 + 沖田千春

このイベントは、「マイ・ハート・コンサート」推進委員会によって主催され、広島県や広島市などの後援を受けています。多くの方に広島から平和のメッセージを届けるための取り組みとして、幅広い年齢層の方々に参加していただけます。音楽によって、戦後80年という節目の年にふさわしい平和のメッセージが発信されることでしょう。

施設情報

おりづるタワーの展望台と物産館の営業時間は10:00から18:00までで、観賞には展望台入場料金が必要です。入場料金は、大人2200円、中高生1400円、小学生900円、幼児（4歳以上）600円となっています。訪れる際は、事前に公式サイトで最新の営業情報を確認することをお勧めします。

この特別なイベントに足を運んで、広島の過去と未来を音楽と共に感じてみませんか？平和への願いを新たにする貴重な機会となることでしょう。