注目される新しい運動支援デバイス「walkey」
2025年12月20日に開催された第11回日本糖尿病理学療法学会学術大会において、株式会社walkeyが開発した在宅運動支援デバイス「walkey」が注目を集めました。このデバイスは、糖尿病患者に特化した運動療法を効果的にサポートすることを目指しています。特に、運動療法の実施率が低い日本において、walkeyを用いることでその実施率の向上が期待されています。
糖尿病運動療法の実情
国内の調査によると、糖尿病患者が運動療法を実行している割合は約50%にとどまっており、初診時の運動指導が実施されているのは約40%とされています。運動療法を実施しない背景には、医療者側の評価や処方にかかる時間の不足、運動メニューの多様性の欠如、さらには継続的フォローの難しさなどがあると指摘されています。
これを踏まえ、walkeyは安全に中等度の負荷で行える130以上の運動メニューを提供し、動画アプリを通じてガイドや評価、提案、実践、再評価のPDCAサイクルを実施することで、これらの課題を解消します。
具体的な改善事例
発表では、具体的な証拠として70代女性の2型糖尿病患者を対象にした実施例が紹介されました。この患者は食後高血糖の時間帯にwalkeyを用いて運動を行い、その結果、血糖指標が有意に改善しました。最大血糖値は食後(13:00〜15:00)において有意に低下し、平均血糖値も改善の傾向を見せました。さらに、運動機能についても歩行速度や片脚立脚時間の向上が確認され、心理的指標においてもQOLの改善が見られました。
このように、短期間でありながら多方面にわたる改善が認められ、食後高血糖に的を絞った運動の有効性が示されたのです。
臨床での多様な応用
ランチョンセミナーでは、walkeyがさまざまな場面で活用できることが報告されました。具体的には、クリニックの外来で短時間のセッションを行ったり、地域の運動教室でグループレッスンを実施したりすることが可能です。また、腎リハビリテーションや教育入院における運動管理も実践されており、患者の行動変容に応じてwalkeyが大いに役立つことが分かりました。
行動変容と適応モデル
さらに、行動変容の段階や性格特性に基づく持続的な活用が期待できることも報告されました。特に行動を起こす準備が整った患者や誠実性が高い患者に対し、walkeyが適した支援を行うことが明らかにされました。このような個別化支援の知見は、今後の糖尿病運動療法の発展に寄与することが期待されます。
総括と今後の展望
今回の学会での発表を通して、在宅運動支援における安全性や継続性、そして多面的なアウトカム改善が示されました。walkeyは、糖尿病患者の「できる・続けられる」をサポートする新しいアプローチとして、今後ますます重要な役割を果たしていくことでしょう。これからも株式会社walkeyは医療現場との協働を強化し、糖尿病を始めとする慢性疾患における運動療法の支援を、更に進化させていくことを目指します。
運動療法に関するお困りごとがございましたら、ぜひお気軽に資料請求やデモ機のお問い合わせをお待ちしております。
株式会社walkeyについて
「100年歩ける人生を届ける」を企業理念に掲げ、歩くことの重要性を基にしたトレーニングサービスを提供しています。人生を楽しむための体づくりを目指し、個々のニーズに合ったサービスの開発を行っています。