前田琴未選手の2024シーズン最終戦の報告
12月21日から22日に静岡県の富士スピードウェイで行われた「FCR-VITA第4戦」と「KYOJO CUP第6戦」において、女性ドライバー「前田琴未」選手が参加しました。このレースでは、シーズンベストタイムを記録し充実したレースを繰り広げました。
「HIGHSPEED Étoile Racing」は、アニメとのコラボレーションから生まれたレーシングチームです。今回のレースは、性別を問わない熱戦が展開される中でのもので、49台がエントリーしたFCR-VITAでは、最終戦として多くの期待が寄せられました。KYOJO CUPでは、2017年にスタートした女性ドライバーによる本格的なレースであり、新たな参加者の増加も見られ、今年は28台がエントリーしました。
FCR-VITA第4戦の詳細
FCR-VITA第4戦において、前田選手は予選で自己ベストとなる2分01秒580を記録したものの、スタート位置は42位です。しかし、決勝レースを通じて一時は35位まで順位を上げるも、最後は41位でフィニッシュする結果となりました。前田選手は、ラップタイムの向上を見せ、次の日のレースに期待を寄せました。
KYOJO CUP第6戦の展開
KYOJO CUP第6戦では、決勝レースの開始早々にアクシデントが発生。しかし、その後は順位が入れ替わる激しいバトルを繰り広げ、最終的には28位でフィニッシュしました。このレースでは、序盤に苦しみながらも逐次徐々に順位を上げる様子が見られ、前田選手の成長と挑戦が浮き彫りになりました。
シーズンの締めくくり
この一連のレースをもって、「HIGHSPEED Étoile Racing」の2024シーズンは全て幕を下ろしました。初めてのシーズンはあっという間に過ぎ去り、たくさんのファンからの応援に感謝の気持ちでいっぱいです。前田選手は、来シーズンに向けてさらなる成長と戦いを誓い、ファンへの感謝の言葉を伝えています。その中で彼女は、レースでの経験やチャレンジを活かし、さらなる向上を目指すとしています。
ドライバーのメッセージ
「FCR-VITAは荒れた展開が多かったですが、無事に完走できたことにホッとしています。エンジンの状態は不満が残りましたが、次のレースに照準を合わせて調整を重ね、全力を尽くしたいです。KYOJO CUPでもエンジンの不調が悔やまれますが、それでも学びが多く、来季へのモチベーションにつなげたいと思っています。1年間の応援、本当にありがとうございました!」と前田選手は心情を語っています。
今後への期待
「HIGHSPEED Étoile Racing」の活動は今後もますます注目を浴びることでしょう。2024シーズンへの新たな期待に胸を膨らませる中で、ファンとの結束を深めながら、さらなる成功を収めることを願っています。次回もぜひ、彼女たちの応援をよろしくお願い致します!