30歳を迎えたkemio初の写真集『kemio by kenta』と展覧会

kemioの初写真集『kemio by kenta』がついに登場

デジタルクリエイターとして世界で活躍するkemioが、自身の初となる写真集『kemio by kenta』を2025年10月16日に発売することが決まりました。出身地は東京で、現在はニューヨークを拠点に活躍している彼は、インターネットカルチャーやファッションを通じて多くのファンを魅了し続けています。

この写真集は、kemioが30歳を迎える節目の年に、自らの表現を形にするために企画されたものです。彼はこれまでにもエッセイ本を2冊出版しており、『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』（2019年）や『ウチらメンタル衛生きちんと守ってかないと普通に土還りそう』（2021年）により、幅広い読者に支持を集めてきました。今回は、語り口を写真に映し出すことで、彼自身の内面をより深く理解するための新たな挑戦を行います。

写真集内では、友人であり写真家の久野美怜氏によって撮影された作品が収録されています。その写真は何気ない日常の瞬間を捉え、自然な表情を引き出すものとなっています。また、彼自身が初めてクリエイティブディレクションにも挑戦し、自らの意図を込めた作品に仕上がりました。さらに、渡米以降の約10年間で撮りためた35万枚以上の写真の中から厳選されたものも掲載されており、kemioの人生の軌跡を感じさせます。

発売に伴い、2025年10月3日から20日までの期間、渋谷PARCOの4階にあるPARCO MUSEUM TOKYOにて『kemio photo exhibition「裏アカ」』が開催されます。この展覧会では、写真集の先行販売や展示、オリジナルグッズが販売されるだけでなく、特に注目されるのは、kemio自身が参加するサイン本のお渡し会です。

お渡し会は、10月5日と11日の2日間にわたって行われ、事前にオンラインでの申し込みが必要です。サイン入り写真集や特典ポスターが用意されており、参加者はkemioとの貴重な交流が楽しめる機会となります。

また、写真展に合わせて、10月16日にはkemioの誕生日を祝うバースデーパーティーも予定されています。このパーティーでは、スペシャルゲストが登場し、ファンとの楽しい時間を共有します。

kemioの思い

「ノスタルジア」という言葉が好きだというkemioは、歳を重ねることへの複雑な思いを抱えています。彼は、時間が独特な速度で進んでいく中で、自分が大切にしたい瞬間や思い出を残すために写真を撮り続けています。この写真集は、彼自身の人生を振り返りながら、未来へつながる道筋を見つけるための特別な作品となっています。