東京都の悪質事業者通報サイト、令和7年度実績のご紹介
東京都は、悪質商法、誇大広告、架空請求に関する市民からの通報を受け付ける「悪質事業者通報サイト」を運営しており、令和7年度の実績を発表しました。
通報件数は過去最多
令和7年度中に寄せられた通報件数は、以下の通りです:
- - 悪質商法:620件
- - 誇大広告:703件
- - 架空請求:312件
悪質商法については通信販売に関する通報が約4割を占め、訪問販売も多くはあったとのことです。これに対し、誇大広告はインターネット広告やSNSが9割を超え、不正表示が問題視されています。
処分・指導の実績も
令和7年度には、具体的な処分や指導が行われた事例も紹介されています。以下のような行政処分が実施されました。
- - 行政処分(業務停止命令等):3件(悪質商法)
- - 行政指導:26件(悪質商法)、8件(誇大広告)
- - 事業者名等の公表:9件(架空請求)
例えば、訪問販売の事例で「無料点検」を謳った業者が、実際には高額な契約を結ぶよう仕向けたケースがあります。このようなトラブルから消費者を保護するため、東京都は通報サイトを通じて情報を収集し、迅速な対応を行っているのです。
通報事例とその内容
通報される具体的な内容も多様で、特に目を引くものがいくつかあります。
事例1:偽サイトの報告
ネットショッピングで商品が届かず、業者からの連絡が途絶えたケース。消費者は決済用のQRコードを受け取って不安を覚え、事前に確認をしてから通報しました。このような詐欺行為による被害を未然に防ぐためにも、積極的な通報が求められます。
事例2:定期購入の悪質商法
化粧品の広告を見てお試しを申し込んだところ、知らない間に定期購入にされており、解約を試みると高額な解約料を請求された事例も見受けられました。こうしたケースは非常に多く、消費者は注意が必要です。
事例3:虚偽の誇大広告
「驚きの満足度97%」と記載された広告への通報が多数寄せられ、実際には調査方法がわからないという問題がありました。誇大広告によって消費者が誤認しないよう、監視が強化される必要もあるでしょう。
消費者への呼びかけ
東京都は、市民からの通報を呼びかけています。困ったことや悪質事業者を見つけた場合、ぜひ「悪質事業者通報サイト」に情報を提供することが大切です。また、具体的な契約や解約に関する相談は消費生活センターに連絡してください。
文化局へのお問い合わせ
生活文化局消費生活部取引指導課への問い合わせも可能で、電話03-5388-3073で対応しています。悪質事業者による被害を防ぐため、皆様の積極的な通報が重要です。
まとめとして、東京都はこのような取り組みを通じて、市民の安全を守るための努力を続けております。今後も悪質業者の撲滅に向けて、私たち一人ひとりが情報を提供し、協力していくことが求められています。