大阪電気通信大学と東映の産学連携プロジェクト
大阪電気通信大学(以下、EDU大阪)はこの度、東京に本拠を置く東映株式会社ツークン研究所(以下、ツークン研究所)との間で提携を結び、Web CM制作に関する産学連携プロジェクト「電ツークンプロジェクト」を発表しました。このプロジェクトでは、デジタル技術を最大限に活用し、学生が自ら手掛ける新しい形の映像作品を制作することを目指します。
プロジェクトの背景
EDU大阪は長年にわたり実践的な教育を行っており、先端マルチメディア合同研究所(JIAMS)を中心に、プロフェッショナルと学生が協力して制作を行う体制を築いてきました。このたびの連携により、ツークン研究所の技術力とリソースを活用し、学生たちがさまざまなメディアコンテンツの制作スキルを磨く場が提供されます。
産学連携の仕組み
このプロジェクトには、EDU大阪の総合情報学部の学生が参加し、ツークン研究所に所属する卒業生や他のプロフェッショナルとともにWeb CMを制作します。特に注目されるのは、ゲームエンジンを使用した映像制作の取り組みで、同の手法により3Dアセットの再利用が可能となります。こうした試みを通じて、学生たちはデジタル技術の幅広い応用方法を学ぶことができるのです。
CM制作イベント
Web CMの完成は2025年3月末が予定されており、その過程で重要なイベントとして、プレ発表会とトークショーが2月8日(土)にEDU大阪寝屋川キャンパスで開催されます。このトークショーでは、制作にかかわった卒業生と在校生が登壇し、自らの経験や新しい技術を用いた映像制作への挑戦について語る機会が設けられています。参加希望者は事前に申し込む必要があり、関心のある方は早めのエントリーをお勧めします。
イベント概要
- - 日時: 2月8日(土) 14:30~15:15
- - 会場: EDU大阪 寝屋川キャンパス「コンベンションホール」
- - 内容:
- ツークン研究所との提携についての紹介
- Web CM制作の進捗発表
- 卒業生と学生によるトークセッション
公式申し込みは以下のリンクから行えます。
申し込みフォーム
Web CMの内容
制作するCMは、EDU大阪の学生が主人公となり、バーチャルゲームのテストプレイを通じて仲間と共にゲーム開発に挑む姿が描かれます。3Dキャラクターのデザインは学生が担当し、実写パートには実際に彼らが出演します。日本の教育機関の中では最大級のモーションキャプチャースタジオを活用することで、よりリアルな映像体験が映し出されることでしょう。
今後の展望
EDU大阪は今後もツークン研究所との連携を深化させ、さらなるデジタルコンテンツ制作の可能性を探求していく方針です。また、プロジェクトを通じて得られた知見や経験は、今後の教育カリキュラムにも反映される予定です。学生にとっても、このような実プロジェクトに参加することで、将来のキャリアにプラスとなる貴重な機会となるでしょう。
このプロジェクトは、教育機関と企業との協業の成功事例としても注目されており、今後の成果に大いに期待が寄せられています。