学びを創る『おてつたび』
2025-06-06 10:55:30

東京経済大学と連携した『おてつたび』で学生の新たな学びを提供

地域との交流を通じた新たな学びの場



地域の人手不足に対応したマッチングサービス『おてつたび』が、東京経済大学コミュニケーション学部との連携を発表しました。この連携により、約1,000名の学生に対して、地域への主体的な参加を促す機会が提供されます。学生は案件に参加することで、働くことで得られる経験を通じて、多様な価値観を理解し、地域の魅力を再発見することが期待されています。

おてつたびの基盤とは?



『おてつたび』とは、「お手伝い」と「旅」という言葉を掛け合わせた造語で、全国の農家や旅館、ホテルなど地域の事業者と人を繋げるサービスです。このサービスを通じて、観光地だけでなく、地域への訪問を促進し、地元の人手不足を解消する目的があります。これまでに70,000人が登録し、1,900件以上の受け入れ事業者が参加しています。この背景には、地域活性化や関係人口の創出があり、多くの大学生が参加していることから、キャリア教育としても注目される存在となっています。

教育機関との連携がもたらす恩恵



東京経済大学のコミュニケーション学部では、実践的な学びを重視し、個々の学生が地域との関わりを通じて新たな価値観を発見することができる場を提供することを目指しています。特に、国際コミュニケーション学科やメディア社会学科においては、対人関係や異文化理解、情報発信力を実践的に学ぶ機会が用意されています。このような少人数制の教育の中で、地域での経験を重視していることが、今後のキャリアに大きな影響を与えると期待されています。

参加者の声



参加者の約9割が「今後のキャリアや人生に影響を与える」と回答していることが、これまでの取り組みの大きな成果を示しています。実際に地域に身を置くことで、観光客や地域の人々とのコミュニケーションを通じて、異なる価値観や働き方に触れることができ、自己理解を深める重要なきっかけとなります。この体験は、現在の多文化共生の時代において、学生たちが変化に柔軟に対応する力を育む上でも重要です。

今後の展望



この連携を通じて、両者は複数回のゲスト講義を実施し、学生が安心して地域に訪れ就業できる支援を行います。東京経済大学の佐々木学部長は、学生たちが地域の魅力を知るきっかけになることを期待し、『おてつたび』を通じた経験が自分の適性や進路を見つけ出す助けになることを願っています。また、株式会社おてつたびの永岡代表は、地域とのリアルな関わりが、学生に新しい視点を与え、地域の人手不足の解消にもつながることを強調しています。

この取り組みは、学生、自分、地域の皆さんにとってお互いに有意義な関係を築くことを期待する、まさにWIN-WIN-WINの関係を創出するものです。おてつたびを活用し、地域との新たなつながりを見つけ出してみてはいかがでしょうか?

詳細はおてつたび公式サイトをチェックしてみてください!


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