熊本市に新たな拠点を設立、アルサーガパートナーズが事業拡大へ向けた協定を締結

アルサーガパートナーズ株式会社が、熊本市と立地協定を結んだことを発表しました。本社を東京に置く同社は、事業の拡大を目指して2025年4月に熊本市内に新たな拠点を設ける予定です。この発表は、2025年2月14日に行われた調印式で行われ、熊本市経済観光局長や商工労働部長が出席しました。

熊本市との協定が成立することで、地元企業誘致に関する施策が活用され、オフィス環境の整備や人材採用が加速することが期待されます。アルサーガパートナーズは、熊本支社を2021年8月に設立し、熊本県内で20年以上の実績を持つフロンティアビジョン株式会社を吸収しました。この結果、Web制作とマーケティング、さらにはシステム開発に幅広く対応できる体制が整いました。

2024年には従業員数が500名に達し、熊本支社だけでも約100名の規模へと成長。今回の協定に基づき、3年間で新たに100名の新規雇用を実現することを目指しています。これも「地方DX人材の育成」をテーマにした同社の取り組みの一環であり、地域経済の活性化を狙ったものです。

ITとDX人材が不足している日本国内では、このような取り組みが特に重要です。アルサーガパートナーズは『日本のDXを世界で誇れる産業へ』のビジョンを掲げ、DX人材の育成と地域全体の競争力向上に貢献すべく、更なる活動を展開する意向を示しています。

アルサーガパートナーズにとって、熊本支社は地方拠点として非常に意義深い位置付けにあり、事業展開や独自のネットワークを強化しながら多くの企業のDX推進を支援することでしょう。これにより、日本全体のDX化を加速する重要な役割を果たすことが期待されます。

今後も、地域との連携を強化しつつ、事業基盤の構築を図っていく意向を表明したアルサーガパートナーズ。依然として変わらぬご支持をお願いしつつ、多くの企業が抱えるデジタル変革のニーズに応えていくことでしょう。さらなる成長と地域経済への貢献に目が向けられています。