IBD患者支援プロジェクト
2026-05-19 13:58:09

Johnson & JohnsonがIBD患者支援の新たな取り組み「I-BUDDY」を始動

Johnson & Johnsonが新たなIBD支援プログラム「I-BUDDY」を開始



Johnson & Johnsonは、炎症性腸疾患(IBD)患者を支えるための新しい取り組み「I-BUDDY」を発表しました。これは、従来の「Dual Control~治療と仕事の両立~」プログラムの一環として、患者さんが治療と仕事をうまく両立できるよう支援することを目的としています。

最近の医学データによると、内視鏡的寛解がIBD治療において重要な役割を果たすことが示されました。具体的には、大腸内視鏡検査で活動性の病変が見られない状態を指す「内視鏡的寛解」に至った患者は、症状の悪化リスクを著しく減少させることが証明されています。潰瘍性大腸炎(UC)の患者では、内視鏡的寛解に達した場合、症状の悪化のリスクが68%減少し、関連手術の必要性が四分の一にまでLowerされます。またクローン病(CD)の患者においても、内視鏡的寛解を達成することにより、約41%リスクが低下するとの報告があります。

しかし、調査によればIBD患者の60%以上が「内視鏡的寛解」という用語を知らないという現状があります。これは、医師と患者が有効なコミュニケーションを通じて、治療目標についての認識を共有する重要性を再認識させる結果となりました。患者さん自身が自身の健康状態や治療法について深く理解し、積極的に治療に臨むことは非常に重要です。

「Dual Control」プログラムの第2弾として、「I-BUDDY」は患者さんの日常生活に寄り添ったストーリーを展開します。医療従事者、家族、友人など、患者さんを支えるさまざまな“バディ”とのコラボレーションを強化し、彼らがどのように患者さんの治療と仕事をサポートしているかを示すコンテンツを作成します。

この取り組みを通じて、患者さんが自分自身の価値観に沿った生活を送ることができるよう、日々の挑戦に寄り添う支援を行っていくことが目標です。また、共同意思決定(Shared Decision-Making:SDM)の重要性を啓発し、IBD患者さん一人ひとりがより良い治療体験を享受できるようサポートを強化します。

IBD(炎症性腸疾患)について


IBDは、免疫系の異常が原因となり、腸に炎症を引き起こす病気で、主に潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病(CD)が含まれます。日本では、約31万人のUC患者と約9万人のCD患者がいるとされ、患者数も増加傾向にあります。

多くのIBD患者は、思春期に発症し、下痢や腹痛、血便といった症状を経験することで、日常生活や学業、キャリア形成に大きな影響を受けることがあります。将来の夢や目標を実現することが難しくなる場合も多く、このための支援が必要です。

プロジェクトの背景


「IBDとはたらくプロジェクト」は、2019年にJohnson & Johnsonが設立した取り組みで、IBD患者さんが社会で活躍できる環境を整えるための支援を行っています。「Dual Control~治療と仕事の両立~」は、その活動をさらに発展させたもので、医療従事者や患者さんの支援に寄与するプログラムの一環と言えます。

今後もJohnson & Johnsonは、IBD患者が自分らしく生活し、働ける社会を目指し、さらなる支援や啓発活動を行っていく所存です。患者さんが最良の治療を受けられるよう、胸を張ってサポートしていきます。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。


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