高嶺のなでしこ、国立代々木競技場で特別なワンマンライブを開催
2月14日、バレンタインデーという特別な日に、10人組アイドルグループ「高嶺のなでしこ」が国立代々木競技場 第二体育館でワンマンライブ『高嶺のなでしこ ワンマンライブ 2025 〜Cute for life〜』を開催しました。このライブは彼女たちにとって史上最大の規模で、センターステージ形式で行われ、3,000人のファンが集まりました。
ライブは、作曲を手掛けたクリエイターユニット・HoneyWorksの音楽で進行。開演を告げるオーバーチュアが流れる中、ファンの期待から沸き立つ会場に、メンバーが登場します。最初の曲「可愛くてごめん」がスタートすると、彼女たちのファンシーな衣装に観客はすぐに魅了され、終始明るい雰囲気が広がりました。
続いて「女の子は強い」「初恋のひと」といったバレンタインを連想させる歌が並び、会場は「好き!」のコールで一体感に包まれました。その後、センターステージでの幻想的なパフォーマンスが続き、メンバーそれぞれが本を抱えて座り、シンボリックな曲「乙女どもよ。」を披露。会場は甘美な青春の物語を想像させる不思議な空気に包まれました。
ライブはサプライズの連続。チョコレートをテーマにした2チームに分かれた対抗戦では、甘くてキュートな「Whiteチョコチーム」と、小悪魔的な「Bitterチョコチーム」がそれぞれのスタイルで魅せていきます。特に、間奏では甘美な決めゼリフで観客を盛り上げ、コール&レスポンスは会場の熱気を再び高めました。
メンバーの裏話コーナーでは、親しみやすいエピソードが披露され、ファンの笑顔が絶えませんでした。「男の子の目的は何?」や「モテチェン!」などのパフォーマンス中には、撮影タイムも設けられ、思い思いにカメラに収めるファンの姿も印象的でした。
特に印象に残ったのは、全国劇場公開中のホラー映画の主題歌として披露された「アイのウイルス」です。メンバーは力強いパフォーマンスを展開し、ドラマチックなステージ演出が会場をさらに興奮させました。その後も続く「病名恋ワズライ」や「私より好きでいて」などのキュートな曲調で、全方向のファンにアピールしました。
ダンストラックがかかると、彼女たちのゴシックな衣装に身を包んだ姿が客席から登場。結成時のファーストシングル「アンチファン」を披露し、力強いパフォーマンスが続きます。
クライマックスで「I'M YOUR IDOL」が演奏されると、観客は一体となって感動の瞬間を迎えました。そんな中で新衣装を初披露し、ファンのために新曲「Cute for life」をパフォーマンス。これまでの流れを見せつつ、新たな魅力を発表する素晴らしい瞬間でした。
ライブの終盤では、全国5都市での「たかねこフェスvol.4 出張編」と、5月に行われる東名阪ツアーの情報も発表され、観客からは悲鳴と歓声が上がりました。特に、9月にマクハリメッセでの3周年ライブも発表され、メンバーたちの成長を約束しました。
イベントの最後には、サイン入りのボールをファンにプレゼントする「ファンサ」の時間も設けられ、バレンタインデーの特別なライブが締めくくられました。また、最新曲「小悪魔だってかまわない!」も初披露し、高嶺のなでしこの魅力が満載の一日となりました。
高嶺のなでしこは、この特別な日を通じてさらなる飛躍を誓い、これからもファンと共に歩んでいこうと熱い気持ちを表現しました。彼女たちの未来に期待が高まる素晴らしいライブとなりました。