クロエのフレグランスライン「ノマド」新作登場
クロエのフレグランスライン「ノマド」が、新たな香りを発表することとなりました。その名も「ノマド ルミエール デジプト」。この新作は、ブランド創設者ギャビー・アギョンの故郷エジプトからインスパイアを受けており、まるで一つの香りの旅へと誘う作品です。
エジプトの香りの世界
「ノマド ルミエール デジプト」は、神聖なブルーロータスの香りと古代エジプトの薫香「キフィ」が融合した、時間を超えた豊かな香りの体験を提供します。ブルーロータスはナイルのほとりに自生する花で、その開花は夜明けとともに始まり、日中はそっと目を閉じる昼咲きの花です。この独特のフローラルの香りが、エジプトの神秘的な雰囲気を醸し出します。
ノマドの精神
「ノマド」フレグランスシリーズは、発表以来ずっと女性の自由で直感的な精神を香りで表現し続けています。旅行するように自らの感性に身を委ね、アウトドアでの生活を楽しむ女性たちの姿を描いています。新作「ルミエール デジプト」は、その旅のスピリットをさらに強調します。
芳香と歴史の交錯
調香師のセシル・マットンがこの香りを作り出す際には、ナイル川の水や、岸辺に広がる緑、そして乾いた砂漠といったエジプトの自然を思い描きました。彼女は特に、太陽のリズムと共に動く神秘的な生命力に取り憑かれました。これにより、香りはブルーロータスが開花する柔らかなトップノートから始まり、続いてジャスミンの甘さで包まれます。
香りの成分
- - トップノート: ブルーロータスの軽やかでみずみずしいフローラル
- - ミドルノート: ジャスミン グランディフローラム アブソリュートの甘く温かい香り
- - ラストノート: シナモン、サンダルウッド、ミルラをブレンドした「キフィ アコード」
特に「キフィ」は、古代エジプトで神殿において焚かれていた香のレシピを現代的に再解釈したもので、宗教的な儀式や治療に使われていた歴史も持っています。このように、香りには深い背景とストーリーが込められています。
ボトルデザインと価格
「ノマド ルミエール デジプト」は、魅力的なボトルデザインにもこだわっています。深い地中海ブルーの艶やかな背景の中に、陶器のような質感でロータスの花が描かれたフレグランスボトルが配置されています。新たに「ダスキーブルー」のノットが加えられており、特別感を増しています。
価格は、30mlが11,550円、50mlが16,720円、75mlが20,790円(すべて税込)です。発売は2025年8月6日予定となっています。
新しい「ノマド ルミエール デジプト」は、香りの旅を通じて、古代エジプトの魅力と現代の女性の自由な精神を結びつける傑作となることでしょう。ぜひこの機会に、エジプトの香りの世界へと足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。