新アカデミック日本語教育
2026-02-04 16:58:47

大学向けの新たなアカデミック日本語教育プログラムが誕生

河合塾グループの株式会社KEIアドバンスが、インバウンド留学生を対象とした「アカデミック日本語教育プログラム」の提供を決定しました。このプログラムは2026年度入学予定の留学生たちに向けて、入学前後に日本語の学習を支援するものです。

インバウンド留学生の急増と課題


近年、コロナ禍の収束に伴い、インバウンド留学生の数が急増しています。2024年5月時点では、国内の高等教育機関に在籍するインバウンド留学生の数が22万9千人を超え、過去最多となっています。特にアジア圏からの留学生、特に中国やネパール、ミャンマーからの受け入れが増加しており、キャンパスでも彼らが活躍する姿が見られます。

しかし、こうした背景には日本語能力の多様性が問題として浮かび上がっています。アカデミック日本語を学ぶためには、日本語能力試験N2レベルが求められますが、実際にはN2を取得していない学生や、たとえ取得していても授業や学生生活に適応できない学生が多くいます。このことが、大学での教育の質に影響を及ぼしていることが、KEIアドバンスが行った大学へのヒアリングでも明らかになっています。

留学生支援のためのプログラムの開発


このような中、KEIアドバンスは大学を対象にした「アカデミック日本語教育プログラム」を開発しました。プログラムは、入学前後に実施されるもので、オンライン授業とe-ラーニング教材の二つの形態があります。

特に注目されるのは、早稲田大学発のスタートアップである空間概念研究所との共同開発によるe-ラーニング教材です。この教材は、中国語と英語の両方に対応しており、訪日前からオンラインで受講が可能です。教材は、言語習得のための革新的なメソッドを使用しており、インバウンド留学生が入学までに必要な日本語能力を身につけることができるように設計されています。

オンライン授業の特徴


また、オンライン授業は、大学で起こり得る具体的な場面を想定したカスタマイズ形式の教材で提供されます。SOCCS異文化間コミュニケーション研究所の代表である山口博嗣氏と共に開発されたこのプログラムは、学習者が実際の大学生活に直結するような内容で構成されています。

プログラムの内容と費用


このアカデミック日本語教育プログラムは、入学予定の留学生を対象とし、日本語能力試験のN1からN5レベルの内容を提供します。導入時期は2026年度入学前の3月から開始され、標準の実施期間は3か月程度です。プログラムには、e-ラーニングまたはオンラインライブ授業が含まれており、それぞれ個別に導入可能です。

  • - e-ラーニング教材は、早稲田大学が開発した学習メソッドを搭載しており、導入費用として20万円、利用料金は1IDにつき5000円(N1対応コースは1万円)です。
  • - オンライン授業は、3ヶ月間の受講で一名あたり4万5000円が必要です。

お問い合わせ先と今後の展望


KEIアドバンスは、このプログラムを通じて、インバウンド留学生の日本語能力向上とともに、大学教育をスムーズに始めるためのサポートを提供します。インバウンド留学生のさらなる増加が見込まれる中、今後も教育機関との連携を強化し、留学生の多様なニーズに応えていく方針です。

お問い合わせ:
KEIアドバンス留学生事業部 03-6632-4105
メールアドレス: [email protected]

KEIアドバンスについての詳細情報は、公式ウェブサイト(https://www.keiadvanced.jp)をご覧ください。


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