平和を考えるイベント
2025-07-18 10:34:23

高崎で平和を考えるイベント、沖縄戦の神風特攻隊を紙芝居で伝える

高崎で平和を考えるイベントのご案内



2023年8月8日、高崎市の生活協同組合パルシステム群馬が主催する特別なイベントが開催されます。この日、終戦から80年を迎えるにあたり、地域の人々と共に平和の重要性を考える機会が提供されます。

イベントの概要


イベントは午前10時から11時30分まで、高崎センターで実施されます。参加者は、神風特攻隊員の実話をもとにした紙芝居「奇跡の時計」を観ることができます。これは、特攻隊として沖縄戦に参加した小川清さんを題材としており、彼が戦場で身に着けていた時計にまつわる感動的なストーリーです。

小川さんは、米軍空母に突撃するために出撃しましたが、彼の機体は墜落。それでも、身に着けていた「奇跡の時計」は燃えずに残り、56年後に遺族のもとに返還されました。この出来事がどのようにして実現したのか、詳細を知ることで、参加者は歴史の一部を体験できます。

沖縄とのつながり


さらに、今回のイベントでは沖縄とのオンライン連携も行います。沖縄からは、生活協同組合コープおきなわの元副理事長である横田眞利子さんが参加し、激しい地上戦の様子や、今なお続く米軍基地に関する問題について語ります。沖縄戦の歴史的背景を理解することで、参加者は平和に対する思いをさらに深めることができます。

参加方法


会場の定員は先着20名とし、オンライン参加には100名の枠があります。参加費は無料で、申し込みは事前に必要です。紙芝居の上演や展示品の観覧を通じて、地域の歴史や平和の尊さを学びましょう。

続く平和活動


このイベントは、「群馬から平和を考える~ピースアクション~」というシリーズの始まりであり、今後も平和に関するさまざまな活動が予定されています。パルシステム群馬は、2022年度からこのプログラムをスタートし、昨年度は前橋空襲や被爆体験の伝承などを行ってきました。今年で15回目を迎える「少年少女ヒロシマの旅」を含む多岐にわたる活動を通じて、次世代へ平和への思いをつないでいく予定です。

国際協同組合年に向けて


2025年は戦後80年であり、国際協同組合年でもあります。国連は、協同組合が果たす役割を評価してこの年を定めました。パルシステム群馬は、この機会を通じて平和の尊さを再認識し、地域社会とのつながりを強化するための活動を続けていく意思を示しています。

まとめ


開催されるイベントを通じて、高崎の地で戦争の記憶を繋ぎ、平和を願う輪を広げていくことが求められています。ぜひご参加いただき、一緒に平和の尊さについて考えましょう。


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