第5回 デジタル化・DX推進展のご案内
東京ビッグサイトにて、2025年6月4日から6日までの期間、地域が直面するデジタル化の課題に対処するための重要なイベントが開催されます。このイベントは、一般社団法人自治体DX推進協議会(GDX)が主催する「第5回 デジタル化・DX推進展 ODEX内 自治体デジタル化 支援EXPO」です。
会期と場所
開催期間は、
2025年6月4日(水)から6日(金)の三日間。会場は、東京ビッグサイトの東1~3ホールです。各日、イベントは
午前10時から午後5時まで行われます。特に、総務省や厚生労働省などが後援しているこのイベントは、自治体のデジタル化を進めるための重要なプラットフォームです。
特設ゾーンでの展示内容
GDXはこのイベント内に特設ゾーンを設け、賛助会員の18社と共に、自治体向けの多様なデジタルソリューションを展示します。これにより、自治体が抱えるデジタル化の課題解決に向けた最新のテクノロジーやサービスを来場者に提供します。
展示会中には、GDXが実施した「自治体DX意識・実態調査」の結果報告や自治体と企業のマッチング事例、全国の先進事例なども紹介され、自治体DX推進に向けた課題解決の相談も行うことが可能です。
メロディ・インターナショナルの取り組み
この場において、特に目を引くのが、メロディ・インターナショナル株式会社が提供する周産期医療DXソリューションです。彼らは「世界中のお母さんに安心・安全な出産を!」という理念のもと、成果を上げています。
メロディ・インターナショナルは、モバイル胎児モニター「分娩監視装置 iCTG」と周産期遠隔医療プラットフォーム「Melody i」を提供しており、これにより、医療過疎地や災害時でも安心して周産期医療を受けられる仕組みを実現しています。特に分娩監視装置iCTGは、バッテリー駆動で電源不要なため、妊婦の胎児心拍や陣痛データをリアルタイムでモニタリングすることが可能です。このデバイスは既に世界で16カ国に導入されており、医療現場での大きな変革をもたらしています。
一方、遠隔医療プラットフォーム「Melody i」では、妊婦と医療提供者をオンラインでつなぎ、在宅での健康診断やモニタリングが行えます。これにより、特に医療が行き届かない地域の妊婦に対するフォローアップが強化されます。
GDXの会員制度
GDXでは、令和7年度の公共会員を無料で募集しています。これは自治体の専門担当者が抱える課題を解決するための支援を提供し、詳細な情報誌や優先参加権、視察の機会を会員に提供するものです。また、民間企業向けには賛助会員も募集中で、地域の課題解決に寄与する企業が集う場でもあります。
まとめ
地域の未来をデジタル技術でより良くするため、DX推進展は最適な機会です。他の自治体がどのようにデジタル化を図っているのかを学び、自らの地域課題に対する解決策を見出すための情報が得られるでしょう。ぜひ、2025年6月に東京ビッグサイトでお会いしましょう!