インドネシア・スンバ島における水車ポンプ開発の挑戦と未来
特定非営利活動法人地球の友と歩む会(通称:LIFE)は、インドネシアのスンバ島で水へのアクセス改善に挑むプロジェクトを展開しています。特に、同島の農業を支援するために開発された「水車ポンプ」が注目を集めています。2026年に創立40周年を迎えるLIFEは、これまでの経験を活かし人々の自立をサポートする取り組みを続けています。
スンバ島の現状
インドネシア東部のスンバ島は、多くの地域が水道設備不足に悩まされています。住民たちは毎日川や泉に水を汲みに行くため、何度も長時間の移動を強いられます。特に貧困家庭の子どもたちは、空腹や疲れから学校に行くことができず、教育環境が十分ではありません。
この地域の主な問題点は以下の通りです。
- - 毎日の水汲みにかかる負担
- - 限られた水源に頼ることでの農業規模の制限
- - 栄養バランスの偏り
- - 衛生面からの健康問題
これらの要因が重なり、村人たちの生活は厳しいものとなっています。
「水車ポンプ」開発の経緯
LIFEは、村人の水汲みの負担を軽減するため、2015年に水を汲み上げるための装置「水車ポンプ」の開発に着手しました。多くの試行錯誤を経て、2024年にはスンバ島での実験に成功し、ポンプが実際に機能することが確認されました。
しかし、充分な資金がないため、さらなるポンプの製作が遅れています。そこで、千代田区のふるさと納税制度を利用し、この開発資金を集めることにしました。
開発の詳細と地域貢献
水車ポンプは、村に存在する材料を使用し、電気や燃料なしで川の流れを利用して水を汲み上げられる仕組みです。これにより、村人は手軽に水を利用できるようになります。養魚や農業に必要な水へのアクセスが改善されると、現金収入を得る機会も増加します。さらに、自分たちで組み立てたり修理が可能な設計になっているため、持続可能な使用が期待されます。
今後の予定と展望
今後LIFEは、複数のポンプを異なる川に設置し、それぞれの環境における適用性をテストする計画です。この取り組みは、スンバ島だけでなく、水へのアクセスに苦しむ他の地域でも展開できる可能性があります。
水を容易に利用できるようになれば、子どもたちは毎日学校に通い、農業が盛んになり、栄養バランスが取れた食事が実現します。結果として、地域全体の生活水準向上につながるでしょう。
ふるさと納税へのご協力について
LIFEへのふるさと納税にご協力いただくと、資金の約70%が開発に充てられ、残りは地域の活性化に使われます。寄附は日本全国から受け付けており、返礼品はないものの税控除の対象となります。寄付受付は令和8年7月1日から12月31日までの予定です。
スンバ島の人々が水を使える未来を共に支援していきましょう。ぜひ、「ふるさとチョイス」を通じてご協力をお願いいたします。