PK shampoo 全国ツアー最終公演「Login to PK shampoo」東京で盛況に開催
2025年8月31日、PK shampooは東京・Zepp Shinjukuにて、全国ツアー「Login to PK shampoo」の最終公演を行いました。6月にリリースしたメジャー1stフルアルバム『PK shampoo.log』を背負い、全国11箇所を巡った満を持してのワンマンライブです。他の会場ではゲストを迎えたツーマン形式でしたが、東京の公演は彼らにとって特別なものとなりました。
オープニングには、アルバム『PK shampoo.log』の1曲目「旧世界紀行」が披露され、バンドの新たなサウンドが存分に発揮されました。メンバーの演奏は絶妙に合わさり、フロアからは観客の熱い拳が上がり、会場は一気に盛り上がりました。その後「天使になるかもしれない」で熱気はさらに高まり、ライブ序盤からの強烈なエネルギーにファンは大興奮。
また、MCではボーカルのヤマトが禁酒していることを冗談交じりに話す一幕もありましたが、すぐにビールを手にしてファンとの一体感を楽しみました。「S区宗教音楽公論」や「夏に思い出すことのすべて」などのエモーショナルな楽曲で観客を引き込み、彼らの音楽がもたらす力を改めて実感しました。
続く心揺さぶる展開では、「第三種接近遭遇」から「東京外環道心中未遂譚」といった楽曲が演奏され、ヤマトの高い表現力と豊かなボーカルが心を締め付けるようでした。また、彼の「歌えます?」との問いかけに響く大合唱は、会場の一体感を生み出し、観客とアーティストの距離が縮まった瞬間でした。
さらに、11月15日に開催されるサーキットフェス「PSYCHIC FES 2025」の出演アーティストについての発表もあり、期待感が寄せられました。続いて披露された「星」や「奇跡」では、激しいバンドサウンドと共に観客もシンガロングし、場の一体感はピークに達しました。
ライブは続き、終盤に差し掛かると「夜間通用口」や「天王寺減衰曲線」が演奏され、フロアは一気に盛り上がり、ヤマトも観客の中に飛び込むという熱狂的な展開に。最新アルバムに収録された「SSME」が本編の締めを飾ると、会場は銀河の果てまで飛び去るほどの強烈なエネルギーに包まれました。
アンコールでは「ひとつのバンドができるまで」が演奏され、ヤマトの弾き語りからバンドが合流する感動的な瞬間に、観客もそのサウンドに心を寄せました。そして、最後の「断章」が轟音と共にフィニッシュを迎え、PK shampooらしいカッコ良さでライブは締めくくられました。
この日の感動は決して終わることなく、観客からのコールに応えたダブルアンコールでは、再度「天使になるかもしれない」を披露。ホーム感を持ちながらも、再び廻る熱気が沸き起こりました。彼らのライブは終始エネルギッシュであり、感動的な瞬間をファンと分かち合う、忘れられない一夜となりました。
最後に
この全国ツアーを経て、PK shampooは更に進化した姿を見せつけました。今後の活動にも大いに期待が寄せられる中、これからも彼らの音楽が多くのファンを魅了し続けることでしょう。