取手市が次世代AI「ToyTalk」との連携協定を締結
茨城県取手市は、株式会社ブリッジウェルが提供するスポットAI「ToyTalk」に関する連携協定を締結しました。この協定では、取手市の行政のデジタル化を進め、市民サービスの質を向上させることを目指しています。
連携の背景と目的
取手市内の行政業務では、多くの市民からの問い合わせに対して、職員が手作業で繰り返し説明する必要があります。特に、期間限定のイベントや新しい制度が発表されると情報の更新や多言語対応が求められ、負担が増大しています。これらの課題を解消するために、ToyTalkが導入されることになりました。
ToyTalkは、様々な資料を読み込み、その内容をもとに特化したAIキャラクターを作成できるスポットAIです。これにより、市民はQRコードやURLを通じてスマートフォンから必要な情報にアクセスし、直接質問することが可能になります。これにより、行政サービスの提供が大幅に効率化されることが期待されています。
取手市長のコメント
取手市長の中村修氏は、この連携協定の重要性を強調しました。「取手市は『ぬくもりと安らぎに満ち、ともに活力を育む取手』という将来像を掲げており、今回の協定はこのビジョンの実現に向けた大きな一歩です。AIが市民の日常生活をより便利にするための一助となることを期待しています。」
具体的な取り組み内容
この協定に基づく具体的な取り組みは以下の通りです。
1.
AI保育コンシェルジュの導入: 市民への保育サービスに関する案内をAIが担当し、保護者の利便性を高めます。
2.
イベントガイドの活用: 2025年の「とりで利根川大花火」において、ToyTalkがイベントに関する情報をリアルタイムで提供します。
3.
公共施設の窓口案内: 各公共施設における窓口案内や利用案内にもToyTalkを適用し、来場者が必要とする情報にアクセスしやすい環境を整備します。
ToyTalkの特徴
ToyTalkは、PDFやWordの文書、パンフレットなどを読み込むことで、簡単に対話型のAIを作れるサービスです。専用のアプリは不要で、QRコードやURLからスマートフォンで直接利用可能です。また、57言語に対応しており、多言語ニーズにも応えられる点が特徴です。
ブリッジウェルについて
株式会社ブリッジウェルは、2019年に創設され、保育施設向けのサービスや自治体のデジタル化支援に取り組んできました。ToyTalkの開発は、保育現場の課題を解決するために始まり、今では行政や観光、福祉など多岐にわたる分野で活用されています。
今後の展望
取手市とブリッジウェルの連携は、市民サービスの向上と職員の負担軽減に大きく寄与すると期待されており、今後の展開に目が離せません。この取り組みが、他の地域へのデジタル化のモデルケースとなることを願っています。