株式会社invoxがCOTEN CREWに参加
株式会社invox(東京都新宿区)は、歴史を面白く学ぶメディアを手掛ける株式会社COTENが発起した「法人COTEN CREW」に参加しました。この取り組みで、社会課題の解決に向けた新たなスタンスを打ち出しています。invoxは「子ども」と「環境」をテーマにしたチャリティ活動を続けてきましたが、より幅広い社会問題に目を向け、解決策を模索していく意向を示しました。
COTENのビジョンとその背景
COTENは「メタ認知を高めるきっかけを提供する」というミッションを掲げ、人文知と社会との橋渡しを目指して、世界史データベースの開発や「コテンラジオ(COTEN RADIO)」といったメディア事業を運営しています。COTEN CREWへの参加にあたり、COTENの理念に賛同した法人や個人が金銭的に支援し合いながら、社会的な活動を共に展開することが期待されています。
invoxのこれまでの取り組み
invoxでは、請求書の発行ごとに1円を子ども関連のNPOに寄付する「One by One インボイス」プロジェクトや、森林の保護・再生に向けた「invoxの森」を実施してきました。代表取締役の横井朗氏は、子どもたちの未来を明るくするためには、より多様な社会課題の解決が必要だとの考えから、COTENの活動に共感し参画を決意したと言います。
異なる視点からのアプローチ
横井氏は「コテンラジオは社内で多くのファンがいて、私自身も長年楽しませていただいています。今回のCOTEN CREW参加は自分にとって非常に嬉しいことです」と述べています。歴史を学ぶことが経営においても、個人としての生き方においても有効な視点を提供すると語り、その効果を実感しています。
一方、COTENの代表取締役である深井龍之介氏も、invoxが持つ「子どもたちの未来を明るくする」という理念は、過去の学びを基にした未来作りの問いに深く結びつくものだと評価しました。
今後の展望
今後、invoxは多様な社会課題に対する取り組みを拡大していく意向であり、COTEN CREWという共同体での学びが、その活動をさらに豊かなものにすることが期待されています。横井氏は「私たちが何をするか、試行錯誤の最中ですが、COTEN CREWの一員として行動に結びつけていきたい」と抱負を語っています。
会社情報
株式会社invoxは、2019年設立の企業で、子どもたちと環境に配慮した事業運営を通じて、プロジェクトを推進しています。生産性向上と社会的価値の創出を目指し、データ分析を利用して顧客支援を行っているのが特長です。今後、COTEN CREWとの活動を通じて、さらに多くの社会的な価値を生み出していくことが期待されます。
このように、株式会社invoxのCOTEN CREW参加は、単なる企業の社会貢献にとどまらず、深い学びと対話を通じた未来の構築に向けた新たなステージを迎えることになるでしょう。