ブランドと映像の新たな関係性を探るセミナー「THINK by BRANDED」レポート
2023年9月、アジア最大級の国際短編映画祭である「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」の一環として、ブランドの映像表現に関するセミナー「THINK by BRANDED」の第三回目が開催されました。このセミナーでは、ブランデッドムービーの可能性や制作ノウハウについて多様な視点から意見が交わされました。
眞鍋海里氏の登壇
講師として登場したのは、クリエイティブディレクターの眞鍋海里氏。彼は、「広告と映画の狭間で生まれる物語表現」がテーマであり、ブランデッドムービーと広告の違いについて掘り下げました。参加者たちは、強烈なメッセージや視覚に訴えかける映像制作における思考プロセスを学ぶ貴重な機会となりました。
モダンなブランド経験
眞鍋氏は、現代におけるブランデッドムービーの重要性とその影響力について強調。特に、企業が自社の文化や価値観を再発見し、社会や生活者と織りなす物語づくりがどう行われるかが焦点となりました。来場者は、実際の事例を通じて、心が動く瞬間に何が起こっているのかを探ることができました。
セミナーの要点
セミナーではいくつかの重要なポイントが提示されました。
- - ブランデッドムービーの本質:単なる製品の宣伝ではなく、ストーリーを通じてブランドのメッセージを伝える手法。
- - 長期的な効果:従来の広告が短期的なインパクトを狙うのに対し、ブランデッドコンテンツは視聴者に対して持続的な影響を与える価値がある。
- - 参加型の体験:視聴者に対して「押し付ける」のではなく、楽しんでもらえるよう工夫されたコンテンツが求められる。
- - 新しい視点:最初から映像を作るのではなく、「何をブランデッドするか」を考えることで、発想が広がる。
映像制作におけるクリエイティブな発想
イベントでは、映像制作に携わるクリエイターやマーケターに対し、制作の初期段階から「コンテンツをブランデッドする」意識を持つことの重要性が語られました。何を意味し、どう表現するかが、結果的に映像の質や共有性に大きく影響するという考え方が示されました。
参加者への影響
本セミナーでは、「次は何をブランデッドしようか」という新たな問いかけがなされ、参加者たちはブランドコミュニケーションの新たな手法を見つけるための刺激を受けました。ブランデッドムービーはただの映像ではなく、ブランドと消費者との新たな関係を築くための重要なツールであることが広く認識される機会となりました。
終わりに
「THINK by BRANDED」は、今後も企業とクリエイターの協力により、ブランデッドコンテンツの新しい可能性を追求していくことを目指しています。映像を活用したブランドコミュニケーションの重要性はますます高まっており、今後の展開が期待されます。